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IoTを使ってチームを在席確認の「めんどくさい」から解放しようとした話

Last updated at Posted at 2016-12-14

こんにちは。毛色の違う投稿担当(?)のvalitohです。
前回はプロダクトオーナーをめんどくさいことから解放しようとした話を書きました。
ヴァル研究所 Advent Calendar 2016、14日目は別の「めんどくさい」からの解放をテーマに書いてみようと思います。

##きっかけ:チームメンバーの状況
私の部署は新規事業開発という立ち位置から、社外の提携先・共同開発者や社内の他部署との関わりが多く、メンバーは社内打ち合わせや外出が多くなりがちです。
そのため、カレンダーだけを見ても社内にいるのか外出しているのかを把握しにくいことがありました。

##irucaをチームで使ってみる
在席状況を可視化し、ひとまとめにできるサービスはないかと探す中でirucaというサービスに出会いました。ことでんのICカードじゃないよ!(などと、弊社っぽい小ネタをはさみつつ)

irucaには「在席」「取込中」「離席」「外出」「休暇」のステータスがあり、在席状況が可視化されるようになります。
スクリーンショット_2016-12-14_10_58_35.png


irucaのステータス確認のためにwebページを開くことすら省略してしまおうと、すでに社内で導入していたSlackとも連携させて使っています。Slackからのコマンド入力でステータスの変更&ステータス更新時にSlackにメッセージを送ることができるようになりました。
スクリーンショット_2016-12-14_10_54_42.png


ただ、たまにステータス変更を忘れることがあり、もっと簡単にステータス変更したいと考えていました。

##MESHでirucaコントローラーを作成
もっと手軽なステータス変更方法はないかと考えて、MESHの動きタグとIFTTTを使ったコントローラーを作成しました。

まず、MESHのアプリを使って動きタグの向きが変わった際にIFTTTへイベントIDを送信するというレシピを作成します。
IMG_0304.jpgIMG_0305.jpg


IFTTT側では、「MESHからイベントIDが送信されたら、irucaのAPIでステータスを更新」というアプレットを作成しました。
スクリーンショット_2016-12-14_12_57_44.png


動きタグを木製のキューブに内蔵したら完成です。
DSC_3524.JPG


木製のキューブは100円ショップで手頃な大きさのものを探してきました。金属製でなければタグからの通信に問題は無いようです。
スクリーンショット 2016-12-14 13.48.02.png

##まとめ
今回はMESH→IFTTT→iruca→Slackという順でやり取りをする仕組みを作りましたが、この仲介をしている「IFTTT」の汎用性は高いですね…
次の回(来週予定)ではIFTTTを活用して別の「めんどくさい」からの解放に挑戦してみようと思います。

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