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さくらVPSを使ってとにかく早くWebサーバ構築までやったときのメモ

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細かいことは置いといて、さくらVPSにデフォルトでインストールされているCentOSのままでApacheインストールまでやる手順。

DNSの反映があるけども、順調にいけばVPS契約からWebサイト公開まで1時間くらいでいけると思います。

1. さくらVPSで契約

登録したメールアドレスに、VPSのIPアドレスとrootの初期パスワードが送られてくる。

2. DNSレコード(Aレコード)設定

デフォルトのホスト名はwwwxxxx.sakura.ne.jpみたいになってる。これを、host.example.comに変更したいとする。

独自ドメインを使う場合など、ホスト名を変更したい場合は反映に時間かかるので、先にDNSの設定をしておくといい。

3. さくらVPSコントロールパネルにログイン

IPアドレス、パスワードは、登録時に送られてくるメールに書いてあるものを入力。

※メールに書かれているパスワードは、コンパネのパスワードでもあり、rootアカウントのパスワードでもある。あとからrootのパスワードを変えても、コンパネのパスワードはそのまま(最初に送られてきたやつのまま)なので注意!わかりづらい・・・

4. ホスト名を変更(DNSの逆引き設定)

ホスト名の欄にある「変更」リンクをクリックして、DNSの逆引き設定をする。

2で登録したAレコードに使ったホスト名(host.example.com)を設定する。

※2の変更が反映されるまで数十分〜数時間かかるので、反映されないうちに逆引き設定しようとするとエラーになる。
※ここで変更したホスト名は、サーバのhostnameとは無関係なので注意。

5. SSHでログイン

Macであればターミナルを使ってVPSにログインする。

$ ssh root@host.example.com

Windowsは・・・PuTTYとか使ってがんばってください。

6. ホスト名を変更(hostsとか)

- HOSTNAME=localhost.localdomain
+ HOSTNAME=host.example.com
- 127.0.0.1   localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
+ 127.0.0.1   host.example.com localhost

一旦再起動。

# shutdown -r now

一度SSHが切断されるので、1分くらい待ってから再び接続。

プロンプトのホスト名が変わってるはず。

[root@host ~]#

あとは、以下コマンドで確認。

# hostname
host.example.com

7. iptablesでフィルタリング設定

(このあたりの知識はあやしいですが・・・)起動時に読み込んで自動設定するために、設定ファイルを作成する。

# vim /etc/sysconfig/iptables

以下を保存。SSH,HTTP以外のポートを閉じる。


*filter
:INPUT ACCEPT [0:0]
:FORWARD ACCEPT [0:0]
:OUTPUT ACCEPT [0:0]
-A INPUT -m state --state ESTABLISHED,RELATED -j ACCEPT
-A INPUT -p icmp -j ACCEPT
-A INPUT -i lo -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 22 -j ACCEPT

-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 80 -j ACCEPT 
-A INPUT -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
-A FORWARD -j REJECT --reject-with icmp-host-prohibited
COMMIT

起動時に読み込んでくれるようにしておく。

# chkconfig iptables on

以下コマンドで、試しに設定ファイルを読み込んでみる。

# /etc/rc.d/init.d/iptables start

もしエラーが出たら、何かしら設定が間違ってるので修正を。

念のため、一度再起動させてからもちゃんとSSHで接続できるかを確認しておいたほうが良いです。

8. Apacheをインストール

インストールして・・・

# yum -y install httpd

起動。

# /etc/rc.d/init.d/httpd start

iptablesと同様に、サーバ起動時にApacheを起動するようにしておく。

# chkconfig httpd on

これでローカルのブラウザ等でhttp://host.example.comにアクセスするとApacheのデフォルトページが表示されるはず。

あとは

SSHのセキュリティまわりをきちんと設定するのと、作業用アカウントを作成したりですかね。


Blog URL : http://www.utano.jp/ (Syntax Error.)

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