Xamarin.tvOS の Early Preview 版を試す

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tvOS とは

Apple が 2015 年 9 月に発表した tvOS は、新しい Apple TV 向け OS です。サードパーティがアプリを作れるようになったのが最大の特徴です。

tvOS アプリの開発は、iOS アプリの開発が分かればある程度簡単に入っていけるかと思います。tvOS アプリは Xcode 7.1 以降で開発が可能です。

Xamarin.tvOS

Xamarin の tvOS 向け対応は、現在 Early Preview 版が公開されている状態です。まだ制限事項が多く本格的な導入はできませんが、試しにさわってみることができます。

Xamarin.tvOS は Visual Studio での開発に対応しています。また、新しい Apple TV の実機があれば、実機で動かすことも可能です。

プレビュー版のインストール

この記事では、現時点で最新の Xamarin.tvOS Preview 3 を使います。また、Mac 版 Xamarin Studio と tvOS シミュレータを使います。

Installing tvOS Support - Xamarin に従って、以下を行います。

  • Xcode 7.1 をインストールします。
  • Xcode を一度実行しておきます。
  • Xamarin.iOS 9.3.1.63 をインストールします。
  • Xamarin Studio 5.10.0.988 をインストールします。
  • Xamarin Studio の Preferences で、Apple SDK の場所(Xcode のパス)を指定します。

なお、先日 Xamarin.iOS 9.4 がリリースされましたが、これは tvOS 未対応です。引き続き上記の Xamarin.tvOS Preview 3 を使う必要があります。

また、先日 Xcode 7.2 がリリースされましたが、Xamarin.tvOS Preview 3 はこれに対応しておらず、Xcode 7.1 を使う必要があるようです。

サンプルプロジェクトを試す

上記のページから、「Hello, tvOS」というサンプルを取得してみます。

Hello-tvOS.png

構成が iOS アプリと同じであることが分かるかと思います。

では、ビルド・実行してみます。なお、Xamarin のライセンスによっては、プロファイル機能が使えないためビルドエラーになります。その場合はプロファイルオプションを外せばビルドできます。

無事にビルドできると、tvOS シミュレータが起動してアプリが実行されます。tvOS シミュレータの画面はとても大きいので、大きなモニタがあると良いですね。僕はモニタの大きさが足りなかったので、tvOS シミュレータの Scale を 75% に落として表示しました。

その他のサンプルとドキュメント

Xamarin はサンプルとドキュメントが充実しているのが、相変わらず素晴らしいですね。

Introduction to tvOS - Xamarin にサンプルとドキュメントがありますので、興味がある方は見てみると良いでしょう。

まとめ

Xamarin.tvOS が使えるようになると、既存の C# の資産が Apple TV で活用できたりするかもしれません。今後に期待したいと思います。