概要
python未経験者の自分ですが、機械学習を扱うためにpythonを学習する必要がありました。
しかし、pythonの勝手がわからないせいか、デフォルトだとグローバルにインストールされてキモいのでちゃんと設定しようとして色々ハマリました。
なので一応メモっておきます。
(今だとanacondaを使うのが一般的かもしれませんが、あえて自分でやってみました。)
環境
- Ubuntu14.04
- pyenv
- pyenv-virtual
参考になった!
pyenvとvirtualenvで環境構築
python3と科学計算ライブラリ周りをUbuntuにインストール
pythonのインストール
# 最初の状態を確認
python -V
-> 2.7.6
sudo apt-get install git gcc make openssl libssl-dev libbz2-dev libreadline-dev libsqlite3-dev
# http://qiita.com/sobeit@github/items/eb24bbcc02822223d8eb
# 描画系ライブラリを使うのに必要
sudo apt-get install python3-tk tk-dev python-tk libfreetype6-dev
# pyenvインストール
git clone https://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
## 環境変数の設定とか(上手く行くことを確認したら、~/.bash_profileなどに書いておく。)
export PYENV_ROOT=$HOME/.pyenv
export PATH=$PYENV_ROOT/bin:$PATH
eval "$(pyenv init -)"
pyenv --version
-> pyenv 20160509
# 使えるもの一覧を表示する
pyenv install --list
# インストールしてみる
pyenv install 3.5.1
# デフォルトに設定する。
pyenv global 3.5.1
python -V
-> 3.5.1
ここまでで、複数のバージョンを使い分けることは出来ました。
ただ、これだと同一バージョンで複数使い分けることはできないので、virtual-pyenvを入れます。
git clone https://github.com/yyuu/pyenv-virtualenv.git ~/.pyenv/plugins/pyenv-virtualenv
## 環境変数の設定とか(上手く行くことを確認したら、~/.bash_profileなどに書いておく。)
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"
# 3.5.1を対象のディレクトリ専用にする。
pyenv virtualenv 3.5.1 dev1_3.5.1
pyenv local dev1_3.5.1
python -V
-> 3.5.1
これでpythonを使い分けることが出来る。
次にライブラリを入れていく
pip install pandas
pip install matplotlib
動作確認
sample.py
import tkinter as tk
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
x = np.arange(0, 5, 0.1)
y = np.sin(x)
plt.plot(x, y)
plt.show()
グラフが表示されれば成功。