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SmartEyeglassの開発環境の構築 (Windows環境)

Last updated at Posted at 2017-06-15

はじめに

Androidの開発経験2週間の私です。
SmartEyeglassの開発環境の構築に時間が掛かったので、メモついでに投稿します。

基本的には、Sonyの公式サイトを参考に進めます。
使用した環境は、以下のようになります。

PCのOS Android端末 Androidバージョン
Windows 10 Xperia Z2 Tablet 4.4.4

Android Studioの環境構築

Android Studioのインストール

Android Studioをインストールしていない場合は、公式サイトへ行き、Android Studioのインストールを行ってください。

SmartEyeglass SDKのインストール

  1. SDK Managerを開く
    open SDK Manager.png

  2. SmartEyeglass SDK のAdd-OnのURLを追加する
    SDK Update Siteのタブを開き、を押します
    add_SDK1.png
    Nameはわかりやすいもの (Sony-SmartEyeglassなど) にし、URLにhttp://dl.developer.sony.com/wearables/sdks/Sony-SmartEyeglass-SDK.xmlを記述し、OKを押します。
    add_SDK2.png
    その後、Applyを押します。

  3. Add-Onのインストールを行う
    SDK Platformsのタブを開き、右下のShow Package Detailsにチェックを入れます。
    check_details.png


    Android 4.4(KitKat)にあるSony SmartEyeglass SDKにチェックを入れ、Applyを押します。

Google USBドライバをインストール

同じくSDK Managerを使用して、USBケーブルでプログラムを転送するためのドライバをインストールします。
SDK Toolsのタブを開き、Google USB Driverにチェックを入れ、Applyを押します。
check_USB_Driver.png

Android端末の環境構築

行うことは、開発者向けモードにすることと、2つのアプリのインストールです。

開発者向けモードはこのページを参考にしてください。USBデバッグを有効にすると、USBケーブルでプログラムの転送ができるようになります。

アプリのインストールは、スマートコネクトSmartEyeglassの2つです。
Google Playからインストールを行ってください。

adbコマンドの実行のための環境変数の設定

Windowsの場合、C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk\platform-toolsadb.exeがあるはずなので、そこにPathを通します。
enviroment.png


コマンドプロンプトでadbを実行し、動作の確認を行います。
excute_adb.png

Android端末でサンプルアプリの実行

実行環境が整いましたので、動作の確認を行います。
今回は、Sonyのチュートリアル通り、エミュレーター内でサンプルアプリを実行します。

エミュレータとサンプルアプリの転送

  1. PCとAndroid端末をUSBケーブルで繋げます。
  2. コマンドプロンプトを開き、SmartEyeGlassのエミュレータが置いてあるディレクトリへ移動します。 エミュレータやサンプルアプリはAndroid Studioのアドオンのディレクトリにあるので、Windowsの場合C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk\add-ons\addon-sony_smarteyeglass_sdk-sony-19\apksにあると思います。
  3. adb install SmartEyeglassEmulator.apkを実行し、エミュレータを転送します。 export_emulator.png
  4. 適当にサンプルアプリを転送します。1つ下の階層にサンプルが置いてあるので、cd sampleで移動し、adbで転送します。ここはチュ-トリアル通り、adb install HelloSensors.apkHelloSensorsを送ります。

Android端末で動作の確認

  1. SmartEyeglassEmulatorを起動します。
    Screenshot_.png

  2. 灰色の部分をスワイプしHelloSensorsを表示させ、タップをして起動します。
    GifForge-animated.gif

  3. エミュレータなのでAndroidの端末の値だと思いますが、センサーの値が出力されていることが確認できます。

以上です。おつかれさまでした。

参考

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