Swiftがついにオープンソース化されました。胸熱です。
公式ブログ、Github、Twitterなどから、Swiftオープンソース化に関する情報をまとめてみます。
公式ブログ
Swift公式ブログ上では、下記5つが挙げられています。
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Swift.org
Swiftコミュニティ。Linux含めたSwiftのインストール方法や、ドキュメント、Package Manager等のプロジェクトについての情報、コミュニティ(ML)への参加方法など。 -
github.com/apple
Swift本体はもちろん、新プロジェクトのPackage ManagerやPure SwiftなFoundationフレームワークも公開されています。 - A new Swift Package Manager
Swift3からの利用を目標としているようですが、一刻も早く使いたいですね笑。Package.swift
というマニフェストで管理される?npmみたいな感じ? - A Swift-native core libraries
https://github.com/apple/swift-corelibs-foundation
Foundationフーレムワークがもっと使いやすくなればSwiftの使いやすさもかなり向上するはず。 - Platform support for all Apple platforms as well as Linux
インストール方法はGithubやSwift.orgに記載されています。
その他気になったこと
上記ブログ情報から辿ったりして、気になった情報について。
swift-evolution
Swiftの改善ロードマップ?が共有されています。
Swift 2.2
2016年春リリース予定。
Accepted proposals for Swift 2.2
Swift2.2ではinout
, var
, let
以外のキーワードは引数ラベルとして使えるようになるらしい(Allow (most) keywords as argument labels)。例えば現状NSWindow
の init(contentRect:styleMask:backing:defer:)
ではdefer
がバッククォートで括られてたりしますね。
Swift 3.0
2016年秋リリース予定。なんか色々たくさん書いてあります(後から気が向いたらまとめる笑)。
Accepted proposal一覧↓:
- Better Translation of Objective-C APIs Into Swift
- Removing currying func declaration syntax
- Removing var from Function Parameters and Pattern Matching
- Remove the ++ and -- operators
API Design Guidelines
swift-evolutionでも記載がありますが、Swift3.0に向けて標準ライブラリ・コラライブラリ群がこのガイドラインに従って書き換えられていくようです。アップデートも期待大ですし、各プロジェクトのコーディング規約策定にも参考にできそうです。
REPL and Debugger
対話型インタフェースでもデバッガが使えるようになるらしい。それよりもブレークポイント止まるとXcode落ちるんだけど!が身の回りでは話題ですが笑。
Swiftプロジェクト開始日
SwiftはKotlinより先に始まっていた、というツイートもありました。そういう観点もあるんですね笑。
So now we know that Swift was in fact started before Kotlin: https://t.co/iIuOg4B4xx https://t.co/DLdQ0Tnj9d
— Dmitry Jemerov (@intelliyole) December 3, 2015
ちなみに
try! SwiftというSwiftカンファレンスが2016.3.2 - 2016.3.4渋谷で開催されるそうです。ただの参加予定者ですが、有名人が勢ぞろいしていて、こちらも胸熱。