Jenkinsのユーザー作成と権限管理

セキュリティガバガバおじさん

Jenkinsはデフォルトで匿名ユーザー（anonymous）しかいないため、きちんとセキュリティ設定をしないと「誰でも入れて何でも操作できちゃうセキュリティガバガバおじさん状態」らしい。

あかんやろ…
ってことでユーザーの作成と権限管理の設定をしてみた。

ユーザー情報の管理方法はいくつかあるけど、今回は「Jenkinsのユーザーデータベース」を利用する場合の手順をメモしておく。

セキュリティの有効化

1. [Jenkinsの管理] - [グローバルセキュリティの設定] を開く
2. 「セキュリティを有効化」にチェックをつける
3. [アクセス制御] - [ユーザー情報] の「Jenkinsのユーザーデータベース」を選択
4. 「ユーザーにサインアップを許可」のチェックをはずして保存
5. 管理者のユーザー名、パスワードなどを入力してサインアップする

ユーザーの作成

1. [Jenkinsの管理] - [ユーザーの管理] - [ユーザーの作成] を選択
2. 必要に応じて管理者ユーザーや一般ユーザーなどを作成する

権限管理

1. [Jenkinsの管理] - [グローバルセキュリティの設定] を開く
2. [権限管理] で「行列による権限設定」を選択
3. 「追加するユーザー/グループ」に、先ほど作成したユーザー名を入力して追加する
4. ユーザー毎に必要な権限を付与して保存する
5. 各ユーザーでログインし、設定した権限が反映されているか確認する

おわり。