Chainer 1.7も1行で入ることを確認しました
v1.5では3行も必要だったのが、1行になりました。
例のごとく、nVidia公式の "Amazon Linux AMI with NVIDIA GRID GPU Driver" を使います。起動して、ログインしたら、以下のコマンドを実行して下さい。
$ sudo CUDA_PATH=/opt/nvidia/cuda pip install chainer
numpyのビルドなども走るので、結構時間はかかります。気長に待ちましょう。
CUDAが正しくサポートできているかは、import cupy
できるかで確認できます。
解説
nVidia公式のAMIでは、CUDAは /opt/nvidia/cuda にあります。これを環境変数 CUDA_PATH でインストール時に渡してあげると、インストールできます。本当はnvccコマンドの場所から逆算するのですが、 sudoでインストールしようとするとPATH環境変数をクリア してしまうのでこうしています。
HDF5に対応する
HDF5のシリアライザはオプショナルになりました。あとからh5py
をインストールすれば使えるようになります。
$ sudo yum-config-manager --enable epel
$ sudo yum install -y hdf5-devel
$ sudo pip install h5py
h5py
のインストールが面倒だったため、今まで3行必要だったんですね。