3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

MarkdownをIPython Notebookにオンラインで変換する「nbify」

Last updated at Posted at 2016-05-16

Markdown を IPython Notebook にオンラインで変換する nbify というWebサービスをリリースしました。
Markdown で記述した記事や教材を、IPython Notebook 形式に変換してダウンロードすることが出来ます。または、ダウンロードせずに nbviewer 上で直接見ることも出来ます。

nbify がどのような働きをするのか、この記事を使って解説します。
例としてこれから matplotlib に関する説明を少しだけ挟みます。

[Sample] matplotlib の使い方

pip install で matplotlib をインストールしよう。

%matplotlib inline
import matplotlib

matplotlib をインストールし終えたら、自由にグラフを描いてみよう。

以下のコードは、 matplotlib.org: mplot3d example code: 2dcollections3d_demo.py のサンプルを使用している。

from mpl_toolkits.mplot3d import Axes3D
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

fig = plt.figure()
ax = fig.gca(projection='3d')

x = np.linspace(0, 1, 100)
y = np.sin(x * 2 * np.pi) / 2 + 0.5
ax.plot(x, y, zs=0, zdir='z', label='zs=0, zdir=z')

colors = ('r', 'g', 'b', 'k')
for c in colors:
    x = np.random.sample(20)
    y = np.random.sample(20)
    ax.scatter(x, y, 0, zdir='y', c=c)

ax.legend()
ax.set_xlim3d(0, 1)
ax.set_ylim3d(0, 1)
ax.set_zlim3d(0, 1)

plt.show()

.ipynbへ変換

この記事のMarkdown版のURLを nbify のフォームに入力して、[View on nbviewer] を押すと、nbviewer でこの記事を見ることが出来ます。もしくはこのリンクから、直接nbviewerにアクセス出来ます。

Qiitaでは、記事のURLに .md を付け足すことで、内容をMarkdown形式で見ることが出来ます。
実際に付け足すと、以下のようになります。
http://qiita.com/uetchy/items/221da126f92e7c016beb.md

ブックマークレット

Qiitaの記事をその場でIPython Notebookに変換するブックマークレットを作りました。

javascript:(function(){window.location.href="http://nbviewer.jupyter.org/url/nbify.herokuapp.com/"+window.location.href+".md";})();

このコードをブックマークに追加して、Qiitaの記事を開いたページで実行すると、nbviewerが開いて記事を.ipynb形式で見れます。

md2ipynb

MarkdownをIPython Notebookに変換するために、md2ipynb という小さなライブラリを作りました。今のところ、Pythonのコードブロックにしか対応していませんが、他の言語を追加することは難しいことではないでしょう。

結論

  • 記事中のコードをその場で実行しつつチュートリアルを読み進めることが出来るようになりました
  • インタラクティブにコードを弄って挙動の変化を確かめることが出来るので、手を動かして覚えたい時に良いかもしれません
3
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?