noSQLに関する基本的な内容をまとめてみたものです。noSQLに関する、Web上にすでにある良識な解説コンテンツをまとめたサイトの抜粋です。
DynamoDBと他AWSサービス
Amazon SimpleDB、DynamoDB は、Amazon S3 オブジェクトのロケーションやオブジェクト(メタデータ)の詳細情報へのポインタを格納するために使用できます。
そのため、データベースの豊富なクエリ機能で Amazon S3 を補完しています。Amazon S3 に莫大な数のオブジェクトを格納する開発者にとって、Amazon SimpleDB、DynamoDB は、オブジェクトメタデータを格納するための、柔軟で拡張性ある安価な手段となります。
DynamoDB: 性能見通しが可能なnoSQLデータベース
DynamoDBのテーブルを作成する際に、どれくらいの読み込みと書き込みが必要か設定することができます。AWSがミリ秒レベルの低遅延を維持しつつ、そのニーズに応えられるように全てを自動的に構成します。後からスループット設定を変更することも可能です。
SimpleDB: データベース管理の負担を軽減するデータストア
可用性と柔軟性に優れ、データベース管理の負担を軽減する、NoSQL データストアです。開発者は、データ項目の格納と照会をウェブサービスリクエスト経由で行うだけで、残りの処理は Amazon SimpleDB によって自動的に実行されます。
SimpleDBの課題:
Domainと呼ばれるデータセットの管理領域の容量制限: 10GB
SimpleDBでは、データが大規模化するとインデックスがメモリに乗り切らなくなるケースがあり、急に性能が落ちる可能性があった。
SimpleDBはデータの一貫性にEventually Consistent(結果整合性)を当初採用しており、これは強い一貫性を持つリレーショナルデータベースに慣れたエンジニアにとって分かりにくかった(途中から強い一貫性も追加)。
SimpleDBはマシン時間ごとの課金体系だが、実際に料金がいくらになるのか分かりにくかった。
RDS: クラウドで簡単にRDBを運用可能に
RDSは、手間のかかるデータベースの管理タスクをユーザの代わりに行いながら、コスト効率がよく、サイズ変更が可能なキャパシティーを提供します。これによってユーザは自身のアプリケーション開発やビジネスに集中できます。Amazon RDS では、Amazon Aurora、Oracle、Microsoft SQL Server、PostgreSQL、MySQL、MariaDB という 6 つのよく知られたデータベースエンジンから選択できます。