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ドキュメント型データベースとは

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noSQLに関する基本的な内容をまとめてみたものです。noSQLに関する、Web上にすでにある良識な解説コンテンツをまとめたサイトの抜粋です。
ドキュメント型データベースとは

ドキュメント型データベースとは

ドキュメント型データベースとは、保存するデータ構造が自由なデータベースです。
一件分のデータはドキュメントと呼ばれ、JSONやXMLなどの記述書式で書かれたデータが保存されます。
容易にスケールアウトできるような構造をしたドキュメント型データベースが多いので、急なシステムの増強も可能です。

コンピュータの性能を向上させるスケールアップよりも、スケールアウトする方がコストは安く済むので、ドキュメント型データベースはコスト面でも有利なデータベースとなっています。

ドキュメント型データベースの利用形態

ドキュメント型データベースはJSONやXMLなどのデータが扱えるので、ログ分析・Webシステム・オンラインゲームなどの複雑なデータ構造を扱うアプリケーションに良く用いられます。
ドキュメント型データベースを用いる事で、アプリケーション開発を容易にする事が可能です。

ドキュメント型データベースとリレーショナルデータベース

ドキュメント型データベース
・データを自由な形式で保存する(事前にテーブルの構造を決める必要がない)
・比較的簡単にスケールアウトできる
・データの整合性が保証されない時もある

リレーショナルデータベース
・データを表形式で保存する(事前にテーブルの構造を決めておく必要がある)
・簡単にスケールアウトできない
・常にデータが正しい事が保証される

代表的なドキュメント型データベース

代表的なドキュメント型データベースとしては、MongoDBとDynamoDBがあります。

MongoDBの特徴
・JavaScriptのJSONをもとにしたBSONでデータを保存する
・結合が出来ないので、結合が必要となる複雑な処理には向かない

DynamoDBの特徴
・ドキュメントの保存・クエリ・更新が可能
・AWS SDKを使うと、JSONドキュメントをDynamoDB に保存するアプリケーションが構築できる

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