テキストレイヤーのプロパティ構造を理解する

少し自分の中でややこしかったのでメモです。

やりたい事

テキストレイヤーにアニメーターの不透明度を設定する

このAE画面上の通りプロパティを辿ると
コンポジションの中のテキストレイヤーのテキストプロパティーのアニメーターの不透明度という事になるはず。

まずは間違っているコード

var myComp = app.project.activeItem;
var myLayer = myComp.selectedLayers[0];
var text_ani=myLayer.property("ADBE Text Properties").property("ADBE Text Animators").addProperty("ADBE Text Opacity").setValue(50);

実行結果

このPropertyGroupには「ADBE Text Opactiy」というプロパティを追加できません。となる。

りょ！（了解の略）ってなるわけで
ふぅ～（ため息）・・・
じゃあ一度手作業でアニメータの不透明度を追加してみる。

何かおかしくありませんか？

アニメーター１という項目が出てきて、ここにもまた追加というプロパティを持ったものが出てきてます。

今回の勘違いをまとめると

テキストのプロパティから透明度を追加してもアニメーター１というグループを作らないとダメだという事です。
それがmyLayer.property("ADBE Text Properties").property("ADBE Text Animators").addProperty("ADBE Text Animator");
この赤文字の部分でアニメーター１を追加しその中に

text_ani.property("ADBE Text Animator Properties").addProperty("ADBE Text Opacity").setValue(50);
text_ani.property("ADBE Text Selectors").addProperty("ADBE Text Selector");

を書かないと駄目なんですね。。。
このコードは透明度を50に設定して範囲セレクター１も追加しています。
myLayer.property("ADBE Text Properties").property("ADBE Text Animators").addProperty("ADBE Text Animator");
この中にアニメーター１のプロパティーやセレクターを追加していく感じですね！

正しいコードはこうなります

※アンドゥグループで囲ってます。

app.beginUndoGroup("textProperty");//アンドゥグループ開始

var myComp = app.project.activeItem;
var myLayer = myComp.selectedLayers[0];
var text_ani=myLayer.property("ADBE Text Properties").property("ADBE Text Animators").addProperty("ADBE Text Animator");
text_ani.property("ADBE Text Animator Properties").addProperty("ADBE Text Opacity").setValue(50);
text_ani.property("ADBE Text Selectors").addProperty("ADBE Text Selector");

app.endUndoGroup();//アンドゥグループの終わり

この結果を見てみれば、当然の事なんですが、何もない状態からAEの画面上でプロパティを辿って行くとこうなってしまいました。