PCから端末へのapkインストールが面倒
Androidの開発をしていると、PCでapkを入手してインストールすることがよくありますが
いちいちコマンドプロンプト開いてadb installするのは地味に面倒。
なので、端末をUSB接続だけしておいて、
apkファイルをダブルクリックでインストールできるようにしてみます。
特にAndroidのテスタさんにオススメ。
apkをダブルクリックで端末にインストールされるようにする
手順はこれだけ。
- batchファイル作成
- apkファイルとbatchファイルの関連付け
1.batch作成
まずはbatchファイルを作成して、適当なディレクトリに保存。(例としてD:\tools\へ)
@echo off
echo %~f1
adb install -r %~f1
:end
注1:adbはpathが通っている前提。そうでない場合は絶対パスを指定するなどが必要。
注2:Android端末は一台のみが繋がっている前提。複数だと対象の指定などが面倒になるので。
注3:必要に応じてコマンドのオプション(-rなど)はカスタマイズしてください。
2.apkファイルとbatchファイルの関連付け
これをダブルクリックしたときに実行するよう関連付けます。
Windows 7の場合
管理者権限でコマンドラインを開いて下記を実行。
batファイルのパスは、置いた場所にあわせて変えてください。
> ASSOC .apk=AndroidPackage
> FTYPE AndroidPackage=D:\tools\adbinstall.bat %1 %*
解説
一行目:拡張子とファイルタイプの関連付け(ファイルタイプの名前は任意っぽい。ここではAndroidPackageとしました)
二行目:ファイルタイプに対して実行する対象を紐付け。ファイルタイプは一行目で決めたもの。
XPまでと違って、関連付けの編集はGUIから操作できなくなったよう。
Windows XPの場合
エクスプローラで「フォルダ オプション」を開く。
⇒「ファイルの種類」タブを選択
⇒「新規」ボタン
⇒「アクション」にinstall
と入力 ※たぶん何でもよい
⇒「アクションを実行するアプリケーション」に
D:\tools\adbinstall.bat "%1"
※ファイルのパスは、置いた場所にあわせて変更
と入力。
おまけ
アイコンを適当なANDROIDのアイコンにしておけばカンペキ。
この手の設定は地味に面倒でなかなかやれないんですが、一度設定しておくと非常に便利です。