MacBook Proの新型発売
ついに 待ちに待った新しいMacbook proが発売されましたね。ということでMacbook Proを買いましたので,環境構築した際のメモです。
ちなみに私が買ったのは旧モデル(MacBook Pro Retina 13-inch, Early 2015, OSX El Capitan)で、Apple Storeの整備済み品を買いました。
安さに負けました。
作業用BGMを流す
色々設定に時間がかかり長丁場になりますので、音楽を流しましょう。私は作業完了までに午前中一杯かかりました。特にXcodeが必要な方はインストールにかなり時間がかかります。
私は「恋ダンス」を延々とリピートして流していました。
Macの設定
以下、私の設定です。
この設定の良し悪しは個人によりますのでご注意ください。
1.トラックパッドの設定
「システム環境設定」
↓
「トラックパッド」
・「タップでクリック」をチェック
・「軌跡の速さ」を早くする。
2.バッテリー残量のパーセントを表示
1番上のメニューバー右上の電池マークをクリック
・「割合(%)を表示」をチェック
3.メニューバーに日付を表示する
「システム環境設定」
↓
「日付と時刻」
↓
「時計」
・デフォルトではオフになっている「日付を表示」をオン。
4.時計の設定(初期状態だとずれていたので)
右上にあるメニューバーにある時計をクリック
↓
時間帯タブを選択
・「東京都 - 日本」に合わせる
5.Dockの設定
「システム環境設定」
↓
「Dock」
・画面上の位置 左
・Dockを自動的に隠す/表示をチェック
6.コンピュータ名の変更
「システム環境設定」
↓
「共有」
・〇〇のMacBookを好きな名前に変更
7.ファンクションキーの設定変更
「システム環境設定」
↓
「キーボード」
・「F1、F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」のチェックをオン
初期状態だと、F7のカタカナ変換がfnキーを押しながらしか使えない。
8.ファイルの拡張子を表示する
「Finder」
↓
「環境設定」
↓
「詳細」タブ
・「すべてのファイル名拡張子を表示」をオンに
9.スリープに入るまでの時間の変更
「システム環境設定」
↓
「省エネルギー」
・「ディスプレイを切にするまでの時間」をバッテリー、電源アダプタともに15分に変更
10.ファイアウォールの設定
「システム環境設定」
↓
「セキュリティとプライバシー」
↓
「ファイアウォール」でカギを開けて(PCのパスワードが必要)、ファイアウォール開始
11.スクリーンショットの保存先変更
初期設定だとDesktopに保存され、散らかりやすいので、格納場所を指定します。
「ターミナル」起動
↓
以下のコマンド入力。下記はホームディレクトリのDocumentsフォルダの直下にScreenShotsというフォルダを作成し、そこにスクリーンショットが入るように設定しています。
cd && cd Documents && mkdir ScreenShots && defaults write com.apple.screencapture location ~/Documents/ScreenShots
SystemUIServerを再起動し、設定を反映
killall SystemUIServer
12.ホットコーナーの割り当て
四隅にカーソルを寄せると各機能を呼び出せるホットコーナーを設定する。
「システム環境設定」
↓
「デスクトップとスクリーンセーバー」
↓
「スクリーンセーバー」タブをクリック
↓
「ホットコーナー」をクリック
・左上:デスクトップ
・左下:Launchpad
・右上:Mission Control
・右下:通知センター
13.キーボードの「¥」入力を「\」にする(Google日本語入力の場合)
青字で白文字の「A」が出ている状態(英数)で、メニューバーのGoogle日本語入力を選択
↓
「環境設定...」を選択
↓
一般タブの¥キーで入力する文字を「\(バックスラッシュ)」に変更
14.Finderで隠しファイル・フォルダを表示
ターミナルを開く
↓
以下のコマンドを入力
// 隠しファイル・フォルダを表示するために以下のdefaultsコマンドを実行する
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE
// 設定を反映するために「Finder」プロセスを終了する
$ killall Finder
非表示にしたい場合は以下のコマンドを実行してください
$ defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles FALSE
$ killall Finder
15.カーソルを大きくする
27インチなどのモニタを使っていると、初期設定だと小さくて見失うので、大きくします
システム環境設定
↓
アクセシビリティ
↓
ディスプレイ
↓
カーソルのサイズで調整する
アプリケーションのインストール(自動環境構築)
「旧Macのbrewで管理していたもの」と「旧MacにApp Store経由でインストールしていたアプリ」を移行しました。
※この方法だとAlfred、BartenderなどのWeb経由でダウンロードしたアプリは移行できませんのでご注意下さい
使用ツール・サービス
各ツール・サービスの詳細は下記公式ページより確認して下さい(ターミナルのみWikipediaのリンク)。
・Homebrew
・GitHub
・mas-cli
・ターミナル
移行元の旧Macでの作業
1.tap で homebrew-bundle を使えるようにする
brew tap Homebrew/bundle
2.App Storeでインストールしたアプリを管理するため mas-cli を入れる
brew install mas
3.dump で現在インストールされているパッケージを Brewfile として書き出す
brew bundle dump
すると、ホームディレクトリの直下にBrewfileが出来ていると思います。
※全て書き出せるわけではないので、足りないものがないかどうか、BrewfileとApplicationsフォルダにあるものを比較して下さい。足りなかったらBrewfileに追加すればOKです。私の場合XcodeがBrewfileから抜けていたのでBrewfileに書き足しました。
その際、下記のコマンドで正式名称がわかります。
brewで管理しているアプリの場合
brew search アプリケーション名
App Store経由でインストールしたアプリの場合
mas search アプリケーション名
4.Githubでリポジトリ作成
①Githubの右上にある+マークをクリック
②New Repositoryをクリック
③好きなRepository nameを入れて,Create repositoryボタンをクリック
④作成したリポジトリのHTTPSを確認
⑤ホームディレクトリにBrewfileを格納するディレクトリを作成
⑥Brewfileを作成したディレクトリに移動させる
⑦Gitにコミットする
git init && git add . && git commit -m 'first commit' && git remote add origin https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
※httpsのアドレス④で確認したものです
移行先の新Macでの作業
1.Macのターミナルを起動し、Homebrewのインストール
/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
2.先程作成したリポジトリをGithubからクローンする
git clone https://github.com/ユーザー名/リポジトリ名.git
3.クローンしたディレクトリに移動
cd クローンしたディレクトリ
4.brewコマンドの実行
brew tap Homebrew/bundle && brew bundle
※これで自動でインストールされますが、途中でパスワード聞かれたりします
5.アプリケーションのインストール完了
これで作業完了となります。お疲れ様でした。
補足:Brewfileのメンテナンスコマンド
Brewfile に記載のあるものでインストール・アップグレードすべきものを表示
$ brew bundle check
Brewfile に書いていないパッケージを全てアンインストール
$ brew bundle cleanup