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Yosemite で MAMP PRO の Postfix がうまく動作しなかった時の解決法

Last updated at Posted at 2015-03-28

実行環境

バージョン  
MacOS 10.10.2
MAMP PRO 3.0.7.3

PHP などからメールを送るためには、Postfix の設定ファイルを書き換えてあげて、パスワードファイルの作成などを行う必要があります。

MAMP の 有料版である MAMP PRO では、 直接書き換えなくても、GUI上でスマートホストの設定を簡単に行うことができるようになっています。

MAMPPRO の Postfix の設定画面

送れなかった

設定画面から必要な情報を入力して、『このデータを使用』を押したあと、メールの送信テストを行ってみたのですが、送信できていないようでした。

mail.log を確認する

裏で何が起こっていたのかを知るためにログをたどってみます。
ログは以下の場所にいます。

/private/var/log/mail.log

ファイルをテキストエディタなどで開くと自分の場合は以下のようなエラーが表示されていました。

Mar 28 12:24:32 xxx.local postfix/master[32150]: fatal: bind fe80::1 port 25: Can't assign requested address

リクエストされたアドレスは割り当てられませんよとのこと。

同様のエラーが出ている例がないか探してみました。

(Postfix not working on MacOS Yosemite [closed])

main.cf の inet_interfaces の値を 127.0.0.1 に変更したら動いたよ!
とのことでしたので、 main.cf を書き換えてみます。

main.cf を書き換える

main.cf は以下の場所にあります。

/etc/postfix/main.cf

637行目あたりにある inet_interfaces の値を設定している箇所を探します。

inet_interfaces = localhost

これを以下のように書き換えます。

inet_interfaces = 127.0.0.1

Postfix を再起動します。

sudo launchctl stop org.postfix.master
sudo launchctl start org.postfix.master

自分の場合はこれで無事メールが送れるようになりました。

ただ、これ以降に再び MAMP PRO 上で Postfix の設定を変更すると、main.cf も書き換わってしまい、先ほど設定した inet_interfaces の値も元に戻ってしまうようなので、再び main.cf を書き換えて上げる必要があるようです。

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