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MFIにむけてRettyの取り組み

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この記事は Retty Advent Calendar 24日目です。
昨日は @r4-keisuke の Elasticsearchのスコアリングを眺めてみる でした。

ハッピーホリデーズ!
おもにウェブサイトのSEOを担当しているエンジニアの @ttakeoka です。

モバイルファーストインデックス

先日、とある記事がウェブマスターブログ日本版に投稿されました。
以前よりたびたび話題にあがっていたインデックスをモバイル基準に切り替えていくとのこと。
モバイルファーストインデックスに対する今後の取り組みをお話させていただこうと思います。

モバイル ファースト インデックスに向けて
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html

最近では、Google 検索を使用しているほとんどのユーザーは、モバイル端末から検索を行うようになりました。

事実、RettyのWebページを訪れるユーザーさんもスマートフォンからの検索流入が大部分をしめています。
とうぜん検索窓から来訪するユーザーさんはお店を探してRettyに来訪します。
いままでは私たちもPCページのコンテンツを充実させ、お店を見つけたいという期待に答えようとしてきました。

Google ではモバイル ファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています。

RettyではサーバーへのアクセスログからスマートフォンGooglebotのクロールを確認しています。
具体的な数字は控えさせていただきますが、Googleがいかにモバイルファーストインデックスを進めているかが、
ログ分析からもわかります。

構造化データマークアップ

構造化データマークアップはモバイルに特化した仕組みではありませんが、
そのWebページが何について情報が載っているかをGoogleに伝えることができます。

デスクトップPCページはモニタサイズ・解像度の進歩で、これまで比較的容易にコンテンツ量を増やすことができました。
ですがスマートフォンページはユーザーさんに快適に閲覧してもらうには限界があります。
だとすれば今後は表示すべき文字・画像はよりユーザーさんに価値ある情報に厳選していかなければなりません。
より少ない情報量で的確にインデックス登録してもらうには構造化データマークアップが重要になります。

コンテンツを作る側としては文字にこだわらない表現でユーザーさんの期待に答えたい。
そのために、構造化データを使ってインデックス登録を最適化し、
ユーザーさんには写真やイラストで直感的なインターフェースを実装することで、
UXとインデックス登録の両立をはかることができるのです。

Rettyというデータベース

Rettyは多くのユーザーさんの口コミ投稿から、これまでサービスを大きく成長させることができましたが、
実はサイト内のお店情報もまた、ユーサーさんから多く寄せられる情報によって日々更新されるデータベースです。
Rettyのエンジニアチームはこの素晴らしいデータベースを活用して、機械学習やAIなどの技術にチャレンジしてきました。
機械学習やAIについては機会を譲るとして、
われわれエンジニアチームはユーザーさんからお寄せいただいた情報を、行きたいお店が見つかるハッピーな体験に還元したいと考えています。
そしてRettyのSEOはひとりでも多くのユーザーさんに価値を届けるためにモバイルファーストインデックスに取り組んでいきます。

おわりに

SEOはその性質上あまり具体的なお話はできませんでしたが、個人的にはエンジニアリングでアプローチできる課題が盛り沢山でおもしろい分野です。
(ここには書けないデータ分析まわりとか)RettyのSEOエンジニアリングにご関心がありましたら、ぜひお声がけください。

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