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gitbookを使ってみてわかったこと

Last updated at Posted at 2016-03-09

gitbook

TRPGリプレイのテンプレートなるものを作ってみました。

得られた知見

  • gitbook.com自体で、エディット/CI/デプロイできること、閲覧統計とかあって、環境としてかなりの機能があると思う。(比較対象がないけど)
    • というか、なぜかUSやCanada、FranceからViewがある...
  • Markdownは技術的なほぼプレーンなテキストにはいいけど、装飾とか表現力はちょっと厳しい
  • Asciidocはデフォルトで多少は装飾的にいけるけど、なによりクラスをなんとかいけるのがいい
  • gitbookとgithubの連携はかなり自動化されているけど、要素が(unixコマンド的に)個別の要素として独立しているので、後からのリカバリや変更ができた(ちょっとミスってたので)
  • 作業スタートは、どちら向きでも可能たぶん
    • ローカル作成/gitリポジトリ化(gitbook initgit init)->github->gitbookでも
    • gitbook->githubへエクスポート(githubのインポーターへURLもって行ってくれる)でも
  • gitbookのローカルはgitbook serveで随時監視してくれるので、draft作業がかなりはかどる
  • ちゃんとブランチ管理すると、編集に便利というのがよくわかる。あとちょっとしたgitのエラーはどうやってリカバるか考えることで、gitの練習にも良い
    • とはいえ、個人的には製本したりするようなものだとアセットはそれなりに、とかブランチはそこまでしないよな、などもあるので小説とかはSVNでもいいとは思ってますが(分散VCSでないので、いざって時のことは若干アレだけど)。
  • なので、Qiitaの投稿のシリーズとかあったらbookにするのもいいかも。
  • 文章書きとして、エディタ(草稿)->Word他(スペルチェック、構造整理)->pandoc input.docx/odt -t asciidoc output.adoc -> gitbookとデータをもっていって、あとは推敲と編集、改訂という流れがよさそう
  • プラグインが色々あり、凝ったものも作れそう(web向けのサービス連携系も多いが)
    • その中で図版を入れるに良いので、PlantUMLのプラグインを入れた
      • が、図中の日本語(ソース文書はUTF-8)が化けるので、プラグインにIssueを上げた
    • AutoCoverというのもあり、これはPDF(とEPUBも?)の表紙を生成する。
      • Windowsだとプラグインのコンパイルにpython2系が必要なのが依存関係にあるので、ちょっと手を出してない(masterだけ有効にした)
  • 初期gitbookはPDFが鬼門だったぽいが、現在は綺麗なもの。またgitbook-pdfは不要になった。
  • また、生成にcalibreのebook-convertを使うけど、Windowsでもchocolateyからのインストールだけでパス通って、(latexとかなしで)生成できるので便利
  • CSSがモジュールにはしてあるけど、いろいろ厳しいのでSCSS化頑張ろう -> やりました
    • sass(scss)のテストはSassMeisterが便利でした。
    • 比較的構造が明確な書籍文書は、scssなんかの構造化cssと相性がよかったです。
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