gitの勉強会をする機会があったのでその設定等をまとめました。
windows
msysgitの導入
今回は最も手軽に初期設定ができるmsysgitで作業します。
サイトに行ってダウンロードしてきたら、インストーラを起動して基本的にdefaultで大丈夫ですが、
「Select Components」の中で「Additional icons」を選んでおくと便利かと思います。
また、「Adjusting your PATH environment」で「Run Git from the Windows Command Prompt」にするとコマンドプロンプト(comd.exe)やパワーシェル(PowerShell.exe)等でもGitコマンドを使えるようになります。
環境変数についてはお好みで変更してください(丸投げ)
参考URL
WindowsにおけるGit利用環境は整った： Git for Windows と SourceTree for Windows
Mac
Homebrewのインストール
Java JREとXcodeのCommand Toolsもインストール(していなかったら参照)
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go/install)"
参考URL Mac OS X Mavericks にHomebrewをインストールする方法
gitのインストール
$ brew install git
ubuntu
sourceからインストールする方法
Git依存ライブラリーのインストール
Fedora系
$ yum install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel
Debianベース
$ apt-get install libcurl4-gnutls-dev libexpat1-dev gettext libz-dev libssl-dev
ライブラリがそろったらスナップショットを持ってきてコンパイルしてインストール
$ tar -zxf git-1.7.2.2.tar.gz
$ cd git-1.7.2.2
$ make prefix=/usr/local all
$ sudo make prefix=/usr/local install
これでインストールした後にgitを通してgitの最新版を持ってくることができるようになります。べんり〜
$ git clone git://git.kernel.org/pub/scm/git/git.git
パッケージマネジメントツール(yum, apt-get)でインストールする方法
・yumの場合
$ yum install git-core
・apt-getの場合
$ apt-get install git
参考URL
ここまででインストールは終了
$ git --version
等で自分の環境にgitがインストール出来ているか確認してください。
名前、メール、色等の初期設定
gitに関する設定は基本的に.gitconfigに直打ちでも対応できます。
$ git config --global user.name "John Doe"
$ git config --global user.email johndoe@example.com
$ git config --global color.ui true
現在の設定を確認する
$ git config --list
commit log編集用エディタの指定
git config --global core.editor 'emacs'
最近はやりのSublime Textにも設定できます。
参照
・Sublime Text2 を Git のコミットエディタにするには
・How to use Sublime Text as Git commit message editor?
gitの基本的なコマンド
status
現在の状況を確認
$ git status
add
fileをステージングエリアに追加
$ git add <file>
commit
fileをローカルリポジトリに追加、コミットメッセージの追加
$ git commit
reset
直前のコミットを打ち消す
$ git reset HEAD
revert
作業ツリーを指定したコミット時点の状態にまで戻す
$ git revert <HashTag>
log
コミットログの表示
$ git log
merge
ローカルブランチのマージ
$ git merge
rebase
ブランチの派生元の変更
$ git rebase <branch>
stash
現在の作業ツリーの状態を一時的に保管
$ git stash
reflog, cherry-pick
HEADのログを表示、commitの抽出
$ git reflog
$ git cherry-pick <HashTag>
スライド
勉強会に使った資料をSlideShareにアップロードしたので、よければいいねしてシェアしてツイートしてセーブしてやってください笑