LoginSignup
15
17

More than 5 years have passed since last update.

Xcode8.0で実機テストをしてみる(Apple Developer Program登録済みの場合)

Posted at

※(注)Xcode7以上では有料の Apple Developer Program に登録しなくても実機テストが出来るようですが、そのやり方ではありません

Apple Developer Program登録済みで実機テストを行った時のメモ。なお、Productionではなく、Developmentです。

参考

環境

  • MacOSX El Capitan 10.11.6
  • Xcode8.0
  • iPodTouch(iOS 9.3.5)

目次

  • iOS Certicicates(Development)の作成
  • 実機の登録
  • AppIDの作成
  • ProvisioningProfileの作成
  • アプリの作成
  • 実機でのアプリの実行

iOS Certicicates(Development)の作成

実機でアプリを動作させるためにProvisioningProfileを作成し、実機にインストールする必要があります。
上記ProvisioningProfileを作成する際に利用する証明書を作成します。

Webでも出来ますが、今回はXcodeからやってみます。

iOSデバイス(iPhone・iPad)実機テスト

  • XCodeを起動
  • XCode->Preference
  • Accountタブを選択
  • 画面右下の「+」ボタンを選択し、Add AppleIDを選択
  • AppleID及びパスワードを入力
  • 成功するとアカウントが追加されるので、選択後、画面左下のViewDetailsを選択
  • iOS DevelopmentでCreateを選択し、Done

これでWebでAppleDeveloperを見るとDevelopmentの証明書の登録が確認できました。
便利。

実機の登録

テストする実機を登録します。
こちらはXcodeから現状できなそうだったので、Webでやってみました。

ios developerに開発用デバイスを追加する(xcode6.0, ios8)

  • 端末をMacに接続
  • XCodeを起動する
  • Window->Devicesを選択
  • 接続されている端末を選択し、Identiferを確認
  • AppleDeveloperの画面を表示し、Cerfiticates,IDs & Profilesを選択
  • Devices->Allで右上の「+」を選択
  • Nameに任意の名前、UUIDに先程メモしたIdentiferを入力

登録後、WebのDevicesから確認できます。

AppIDの作成

対象のアプリのAppIDを作成します。
Webでやります。
なお、設定はあとでAPNsのテストがしたいので、Push Notificationを有効にして作成しています(本投稿ではAPNsの設定はしません。別途時間があれば書きたい。。。)

App ID

AppleDeveloperにログイン後、Cerfiticates,IDs & Profilesを選択。
次に表示される画面で Identifies->App IDsを選択。
既に選択されているAppID一覧が表示される+ボタンを押して追加の画面に遷移します。

  • App ID Description->AppIDを識別するために分かりやすい名称とします。
  • App ID Suffix->恐らくiOSアプリを作成する時のOrganization Identifierと合わせる必要があるように伺える。Explicit App IDでは厳密に指定し、Wildcard App IDではcom.domainname.*という感じで書けるようです。PushNotificationを使う場合、Explicit App IDの必要があるので、今回はこちらを指定
  • App Services-> Push Notificationにチェックを入れます

作成が完了すると一覧画面で登録内容が確認できます。

ProvisioningProfileの作成

実機にインストールが必要なProvisioningProfileを作成します。
こちらもWebで行います。

AppleDeveloperにログインし、Cerfiticates,IDs & Profilesを選択。
次にProvisioning Profile->Allを選択し、右上の「+」を選択肢、証明書を追加します。

  • Developmentの iOS App Development を選択し、次の画面で対象のAppIDを選択
  • 作成した証明書(XCodeから作成した開発用の証明書)を選択
  • 登録したデバイスをチェック
  • ProfileNameを登録

これでプロビジョンファイルがダウンロードできます。ダウンロード後は任意の場所に配置しておきます。

XCodeに登録されているか確認するためにXcodeを開き、Xcode->Preferenceから対象のAppleIDを選択したのですが、画面のProvisioning Profilesにも何も表示されていませんでした。。。

調べてみると以下の記事が。。。

Xcode 7でProvisioning Profileを更新する方法

一度登録されたAppleIDを削除し、再度AppleIDを追加してみると表示されました。。。ぐぬぬ。。
この画面で対象のProvisioningFileを選択し、右クリックでShow in Finderで場所がファイル配置場所も分かります。(ダウンロードできましたが、Xcodeで管理したほうが良いと思います)

なお、このタイミングでXcodeで Window->Devices->自分のデバイスを選択->右クリック後、Show Provisioning Profilesで確認するとProvisioning Profileが実機にインストールされていました。(Xcodeに登録されたから???)

アプリの作成

テスト用のアプリを作成します。

  • Xcodeを開く
  • Create a new Xcode project を選択
  • テンプレートではiOS、SingleViewApplicationを選択
  • Teamというのが選択できるので、Apple Developer Program のTeamを選択。LanguageでSwiftを選択(Objective-Cでも良いです)。Organization IdentifierはAppID設定時と同じものを指定(検証したら同じでなくても大丈夫そうでしたが同じにします)
  • プロジェクトを配置する任意のフォルダを選択

プロジェクトが開かれるとxxxx.xcodeprojというファイルにSigningという項目があり、ここでチェックが行われているようでした。設定がだめだとここでエラーが表示されるのではないかと思います。

実機でのアプリの実行

画面右上のアプリ実行端末を選ぶ所でエミュレーターではなく、自分の実機を選択します。

次にxxxx.xcodeproj(プロジェクトを開くと最初に表示されるファイル)を確認します。
こちらのDevelopment InfoのDeployment Targetを確認します。自分の環境ではiPodTouchが iOS10 でなかったため、こちらでiOS9.3を選択しました。ここが実機と合っていないとエラーとなるようです。
準備ができたら、画面左上の再生ボタンを押します。

問題がなければこれで実機にアプリがインストールされ、実行できます。

お疲れ様でした!

15
17
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
15
17