downloads からdmgをダウンロードしてインストールする.
XcodeはApp Storeよりはdmgを落とすのが賢明だそうです。
http://ericasadun.com/2016/03/22/xcode-upgrades-lessons-learned/
古いバージョンで/Applications/Xcode.app
がインストールされている時は、/Applications/Xcode7.2.1
とかに適当にリネームしておいておけば、併存させることができます。
Xcodeを複数バージョン使用する必要があるときは、デフォルトのXcodeを切り替えた時にSimulatorを全部リセットするようにしましょう。
なおダウンロードしたdmgをチーム内でUSBとかAirDropを使ってコピーしたりすると、Xcode自体の証明書が不正なのでアプリ署名がうまくいかないことがあるような話を聞いたことがあります。個人的には、自分でDeveloper Centerにログインしてダウンロードするのが確実かと思います。
デフォルトのXcodeを選択する
$ sudo xcode-select -s /Applications/Xcode.app
XVim をアップデートする
XVimがないと手が止まるという人はアップデートしましょう。
#935 のPRで早速Xcode7.3対応が出ていましたのでcheckoutしてビルドします。
$ git fetch origin pull/935/head:935
$ git checkout 935
$ make
シミュレータを全部リセットする(大事)
$ snapshot reset_simulators
tvOSやwatchOSの場合特にシミュレータがないとCarthageのビルドが失敗します。
このコマンドもよくエラーになるので2回くらい実行しておきましょう。
Carthageのライブラリを更新
$ carthage build
もしくは
$ carthage bootstrap --no-use-binaries
必要に応じてライブラリをアップデートする必要があるかもしれません。例えばTVMLKitchen では@exported
attributeを使用しているため、そのままではSwift2.2でビルドできませんでした。Cartfile
を修正してアップデートします。
$ editor Cartfile
$ carthage update --platform tvos TVMLKitchen
以上の手順で、シミュレータターゲットでビルドができることを確認できました。
UIFont(named:size:)がエラー
シミュレータのDebugビルドなら問題なかったのですが、リリースビルドでエラーになりました😫
こちらの記事に回避方法が書いてありました。thanks..
既存アプリの Xcode 7.3 + Swift 2.2 対応
以上の手順で、リリースビルド(archive)とipaのエクスポートまで確認できました。
App Storeのアップデートを非表示にする
結局上の手順だけだとこうなって、
GM版(Xcode7.3)でdmgインストールしてもApp Storeのアップデートにはひも付けられないんですね。Notification出続ける。どうしたもんか。。 https://t.co/cP9u0JVel2
— toshi0383 (@toshi0383) 2016年3月23日
こうなりました。
ものは試しと思って、Xcode7.3をdmgインストールした状態でApp StoreからXcode7.3のアップデートを実行したら、 /Application/Xcode7.2.1.app/ がまるっと消えた。嘘だろ。。 pic.twitter.com/VwtvC1OzkA
— toshi0383 (@toshi0383) 2016年3月23日
これで回避できるかも?(動作未確認)
@toshi0383 今、手元でアップデート候補がないので試せないんですけど、右クリックすると「表示しない」みたいなメニューが出たと思うので(でなければ何度か右クリックを頑張ってみる)出たらそれを選んであげれば「アップデートあり」と検出されなくなるかもしれません。
— 熊谷 友宏 (@es_kumagai) 2016年3月23日