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ペアプログラミング導入までの流れと効果

Last updated at Posted at 2016-11-12

経緯

たまにチームで開発していて、相手の席に行ったり来たり、
わからない所教えたり、教え合ったりとペアプロチックなことを少し経験していて、
効果あるんじゃなかろうかとKPTなどで話していた。

導入するにあたっての懸念

  • 2人で開発するのってコスト高い(ホントにそれに見合うのか)
    • 週に1回30分とかでTRYしてみるのはどうか

初期の導入ルール

  • 週1回火曜の朝30分
  • ペアはランダム
  • 取り組む内容はなんでもいい
    • ただしコーディングが含まれるようになるべくすること
    • やることが思いつかなかったら、バグトラッキングシステムから1つ選択してTDDで片付ける。
  • 時間は30分以内で必ず終わること
    • 内容が中途半端でもPullRequest作って次回に持越す

導入してみての効用

  • 週1の30分なら仕事に支障はない
  • 以下の効果が感じられた
    • 使っているツールなど便利なものを教え合ったりできる。
      • エディター、シェルの便利なプラグインを教える
    • 非効率なことをやっていたら注意できる
      • Railsでspringを使っていなかったり
    • チームの技術力の底上げ
      • ベテランと新人ペア
        • 新人のスキルの底上げ
        • ベテランの教育能力の底上げ
      • ベテランとベテランペア
        • お互いの強い部分が混ざり、素早くタスクをこなせる
        • 弱い所を補完し合える
      • 新人と新人ペア
        • 互いの刺激になる
        • わからないなりに調べあったりなど、当事者意識、積極性の向上
    • 30分でこなすためにどういうアプローチが効率がいいのかが磨かれていく
    • バグトラッキングシステムが片付いていく

まとめ

予想以上に効果があり、長期的に取り組むことでチーム全体にいい効果がみこめそう。
取り組んでいて良かったアプローチなどはKPTでさらに共有などしていて、
運用方法等のPDCAを回していきたい。

30分を15分や、全員でなく全体の何%の人を対象にするなどして、
導入効果の検証は低コストでできると思うのでぜひ試してもらいたい。

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