準備
必要なハードウェア
1.Zealz GK802
2.MicroSDカード(今回用意したのは SanDisk Class10 32GB)
3.2A以上で給電可能なMicroUSBケーブル&電源
→SSHから設定する場合は不要だが、USB端子にキーボードやマウスを接続する場合は2A以上で給電していないと、電源不足で認識しない可能性がある。また延長コード経由でとっても同様。
4.HDMI接続可能なモニタ or テレビ
5.USB接続のキーボード or マウス
6.MicroSD USB変換アダプタ
→MicroSDカードをUSB経由で読み書きするために必要。また後述するVmwarePlayerからホストデバイスを接続する場合にUSB経由で接続しておく必要がある。(Vaioなど標準でSDカードスロットがあるPCでもVmwarePlayerからはマウント可能なデバイスとして表示されない模様)
必要なソフトウェア
1.GK802 Ubuntu Beta Firmware
2.GK802 Beta1 Ubuntu 11.10 Full DD Image
3.DD for Windows(WindowsPCで作業を行う場合)
4.Vmware Player(WindowsPCで作業を行う場合)
→イメージの書き込みを行った後、無線LANの設定を加えるためEXT4のパーティションをマウントする必要がある。
5.putty(SSH用)
Ubuntu起動~SSH接続確認
ファームウェアのアップデート
以下を参考にアップデート
Zealz GK802 firmware update instruction
Ubuntu11.10のOSイメージをMicroSDカードへ書き込む(DD for Windows使用)
画像挿入
無線LAN設定を追加
1.書き込んだMicroSDカードをUSB変換アダプタ経由でPCへ接続
2.VMWarePlayerで適当なLinux(DebianとかUbuntuとか)環境を構築する
3.VMWarePlayerの「取り外し可能なデバイス」でUSB変換アダプタを選択し、ゲストOSへ接続
4.ゲストOSでMicroSDカードをマウント mount /dev/sdb1 /mnt/sd
5.Interfacesファイルに無線LANの接続情報を追加(MicroSD内のファイルであることに注意)
auto wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-ssid excample-ssid
wpa-ap-scan 1
wpa-key-mgmt WPA-PSK
wpa-psk password
固定IPにする場合はここを参照。
起動
1.GK802のカバーを外して、外側のプラスティックと中の基盤を分離させる。
→一部ケーブルがつながっているので、完全に外さないよう注意。
2.基盤の裏側に起動OS用のMicroSDカードスロットがあるので、そちらへUbuntuを書き込んだMicroSDカードを挿入する。
→基盤側面の外部からアクセスできるMicroSDカードスロットとは異なるので注意(すごい重要)。
3.GK802をモニタへ接続し、電源ケーブルとキーボードかマウス(SSH前提の場合は不要)をつないで電源ON。
4.しばらく待つとデスクトップ画面が表示される。
→ブート中のコンソール出力は表示されない。
1分以内には起動するが、いつまでも表示されない場合は失敗しているので、リセットボタン(USB端子の横の小さな穴)を1~2秒押して再試行。
SSH接続
1.PuttyでGK802のIPアドレスへ接続する。 Port = 22 User = linaro Pass = linaro
→sudo su
可能
バージョンを14.04にするのは別エントリにて。