はじめに
インストール直後に実施する設定をまとめます。
作業手順
乱数生成に伴うJVMの遅延の回避
(Oracleを使っている場合は特に..かな)
$JAVA_HOME/jre/lib/security/java.security
#securerandom.source=file:/dev/random
securerandom.source=file:/dev/urandom
DNSキャッシュがリフレッシュされない問題の回避
$JAVA_HOME/jre/lib/security/java.security
#networkaddress.cache.ttl=-1
networkaddress.cache.ttl=600
networkaddress.cache.negative.ttl=10
AES128までしか使えない等の問題の回避
Java Cryptography Extension (JCE)を"Unlimited Strength Jurisdiction Policy Files"版に差し替えます。
zipファイルをダウンロードして解凍すると、以下のファイルがあります。
US_export_policy.jar
local_policy.jar
これらのファイルを
$JAVA_HOME/jre/lib/security
の中にある同名のファイルに上書きしてください。
動作確認
Tomcatなどのアプリケーションサーバを運用している場合は、設定変更後にアプリケーションサーバを再起動してください。
環境
-
開発
- Windows 10 Pro
- JDK 1.8.0_131
- NetBeans IDE 8.2
-
動作検証
- CentOS Linux release 7.3
- JDK 1.8.0_131
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