CircleCIでJUnitのテストを実施する場合、以下の2通りの方法で結果を参照することができるようです。
##方法1. artifactに結果のhtmlファイルを保存する
JUnitのテスト結果は通常 app/build/reports/tests
配下に出力されます。こいつをartifact配下に保存してやることで、CircleCIのConsole上で確認ができます。
artifactsとして保存するには以下をcircle.ymlに記載してあげます。
general:
artifacts:
- "app/build/reports/tests"
###実行結果
CircleCIのartifact配下にファイルが保存されていることが確認できます。
index.htmlを開くと、結果が参照できます。
##方法2. CircleCIのTest Failureレポートに表示する
CircleCIではJUnitの結果で生成されるxmlファイルを読み取って、レポートとして表示することができます。やり方としては、xmlファイルを$CIRCLE_TEST_REPORTS配下に移動すればOKです。
AndroidのGradleの場合は build/test-results
配下に存在するxmlファイルを$CIRCLE_TEST_REPORTS配下にコピーします。circle.ymlは以下のようになります。
test:
post:
- mkdir -p $CIRCLE_TEST_REPORTS/junit/
- find . -type f -regex ".*/test-results/*/.*xml" -exec cp {} $CIRCLE_TEST_REPORTS/junit/ \;
###実行結果
以下のようにTest Failureにて結果が確認できることがわかります。
個人的には、方法2の方がすぐに結果を確認できるので、よいのかなと思います。
なお、Mavenのsurefireプラグインを利用している場合はDocsに記載のこちらの手順でできるそうです。