103
91

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Adobe MediaEncoderで拡張子.webmや.oggに変換する

Last updated at Posted at 2014-11-29

##html5での動画再生がFirefoxでつまずく
Mac版Firefoxでhtml5の<video>タグでのmp4動画が再生できず困っていました。調べてみると

「Firefox は MP4 および 3GP を特許で妨害されているためにサポートしません」

とあり、Firefoxでは<video>タグでのmp4再生はできないようです。

ではどうすればいいのか。
https://support.mozilla.org/ja/kb/viewing-html5-audio-and-video

Vorbis オーディオ、Opus オーディオ、Theora ビデオ および VP8 ビデオ は、特許による制限なしで自由に使用することができる 音声圧縮/動画圧縮 形式です。これらの形式は、次の コンテナフォーマット に埋め込まれていれば Firefox で再生できます: Ogg (.ogg, .oga, .ogv, .ogx, .spx, .opus ファイル形式) または WebM (.webm ファイル形式)。

WebM または Ogg というファイル形式に変換する必要がありそうです。

##WebMやOggに動画を変換したい

変換ツールとしてはMiroVideoConverterというアプリがありました。

しかし、僕はAdobeCCを契約しているので、Adobe MediaEncoderで出来ないものかと思い調べるとこちらのページにそれらしい情報があり、

リンクをたどると、プラグインを作ってくださっている方がいるということが分かりました。

##Adobe MediaEncoderでも変換できるようにしてくれるプラグイン

結果、ここからバイナリファイルをダウンロードできました。

WebM: https://github.com/fnordware/AdobeWebM#download
Ogg: https://github.com/fnordware/AdobeOgg#download

プラグインファイルの置き場所は、ダウンロードしたファイルのReadMe内に

Mac:
Ogg Premiere.bundle -> /Library/Application Support/Adobe/Common/Plug-ins/CSX/MediaCore

Win:
Ogg.prm -> C:\Program Files\Adobe\Common\Plug-ins\CSX\MediaCore

Replace "CSX" with your version. For the latest Premiere Pro CC release, it will be "7.0".

とあり、僕の場合は Adobe MediaEncoder CC 2014 だったのですが、
/Library/Application Support/Adobe/Common/Plug-ins/7.0/MediaCore
でいけました(ディレクトリがなかったので作りました)。

ここに、ダウンロードした WebM Premiere.bundle と Ogg Premiere.bundle を設置しました。

Adobe MediaEncoderを起動して変換ダイアログを開くと、

webm.png

このように、選択できるようになっています。
ありがたいです。

ところで以前はAdobe MediaEncoderは、AdobeCCを契約していても単体ではインストールできませんでした。Adobe Premireなどと同時にインストールしないといけなかったものが、最近単体でできるようになりましたね。

htmlは

<video>
    <source src="movie/filename.mp4">
    <source src="movie/filename.webm">
    <p>動画を再生するには、videoタグをサポートしたブラウザが必要です。</p>
</video>

このようにすれば上から使用可能なファイル形式が使われるようです。

103
91
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
103
91

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?