LoginSignup
1
3

More than 5 years have passed since last update.

OpenCV Advent Calendar 2016まとめ

Last updated at Posted at 2016-12-25

はじめに

今日でAdvent Calendarもおしまいです。昨年は fukushima1981 先生が言い出しっぺの法則で大量の記事を投稿してくれてましたが、今年は総勢15名の方から27日分の記事を寄稿頂きました。その2ができるほど盛況で、改めてお礼申し上げます。

OpenCV 3.2

Advent Calendar 2015 の時のデジャヴなのですが、12月23日(日本時間)に OpenCV 3.2 がリリースされました。私もさっそくビルドしていますが、今回は自分のPRが含まれたリリースなので、感慨もひとしおです。OpenCVの開発は近年Itseezが行っていましたが、それが今年5月26日に買収のニュースが出て、OpenCVの古巣とも言うべきIntelが現在の開発母体です。もっともメンバーが特段入れ替わったわけではありませんがね。IntelがどのようにOpenCVをドライブしていくかはまだ不明ですが、例年通り3.2がクリスマスにリリースされたところを見ると、性急にOpenCVの開発方針を変える意図は無さそうで、ひとまずは安心できるかと思います。

今年の記事も、「xxとOpenCVを連携させてみた」というふうに、様々な言語/ライブラリ/プラットフォームと連携させた、という記事が多かったように思います。既にComputer VisionでできることをOpenCV単体ではまかないきれなくなってきている、とも見えますし、どんな状況においても必要になる、安定のOpenCVとも言えます。どのみち、日本語ドキュメントはまだまだ貧弱(だと感じているのは筆者だけでは無いと思います)ですので、是非来年以降も、Advent Calendarを誰かが立ててくれれて様々な情報共有がなされれば良いかな、と思います。

自分自身の反省

筆者自身の記事としてはやれSIMDだ、プラットフォームだ、命令セットだ、と言った情報を連投してしまい、ハードルを変な方向に上げて(レイヤを下げて?)しまったかな、と思います。どんな情報でも、誰かの役には立つと思うので、これからも積極的に情報を発信して行こうと思います。
以下の記事の執筆も予定していました、これ以降は自身のサイトにいつか書こうと思います。あと、私の書いたPRがOpenCVにマージされた経緯なども次回の コンピュータビジョン勉強会@関東で話そうと思っていますので、興味がある方は是非参加していただければと思います

  • opencv_extra リポジトリの紹介
  • 割り算の精度問題

おわりに

最終回は,完全に雑談でした。
皆様、ありがとうございました。また来年も、私じゃないだれかよろしくお願いします。

1
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
3