開発は、手元の Eclipse で行いたいが、実行/デバック場所は遠隔サーバということは多いと思います。deploy 環境が整っている場合は、なにも困ることはないのでしょうが、HPC cluster に並列プログラムを持っていって確認したいときなど、手作業でコピーなどというのは間違いが入りやすくて困ってしまいます。
でも、Windows 端末などをつかっていると、rsync を install するのも面倒。
で、Eclipse のプロジェクトに Remote System Explorer というのがあり、手軽に ssh 経由の Team Synchronization もできて便利です。
eclipse + rsync などのキーワードで検索しても、あまりすぐに情報にたどり着けなかったので、こちらに載せておきます。
以下、作業手順です。
確認したのは、Kepler です。
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TCF Remote System Expolorer add-in を導入
- Help->Install New Software->Eclipse (今回はKepler)で、remote とかキーワードを入れてフィルタすれば、みつかります。
- PTP (Parallel Tools Platform) や Remote Development Tools も、上記を含んでいるみたいなので、そちらを導入するのでもよい。
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Perspective に、Remote System Explorer が現れるので、選択
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New->Connection で、接続対象を指定
- 公開鍵登録などは、Preferences->General->Netowrk Connections->SSH2 に登録する。version 管理システムなどと共通
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Sftp Files で、相手先のファイルをブラウズ可能
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Export From Project で、Eclipse Project を Sftp 先に配置可能
- その際、Review/Synchronize を選ぶと、以後の Synchronize を行うことが可能
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Synchronize の際は、Team Synchronizing Perspective に移行
- 差分を閲覧可能
- 対象を選んで Put すれば、同期できる
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但し、ssh ベースの Team Sync を行いながら、git を用いたバージョン管理を行いたい場合に、どうすべきなのかは、良く分かっていない。