目的
IT企業の面接では人事部の人だけでなく開発部の人が同伴していることが多いので、疑問を持ったことはなんでも聞いてみましょう。うまく行けば、その企業が保守的なのか、革新的なのか知ることができます。
質問例
質問:多い時で1つの関数1に何行くらいのコードを書きますか?
レガシーIT企業の模範回答
理由
レガシーIT企業ではステップ数が多いと評価されるという文化があるので。
特に自称腕利きは、「1日で○○ステップ書いた!」というよくわからない自慢をしてくることが多いです。
補足
データベース関係をウリにしている企業なら関数をSQL文に置き換えてもいいかもしれませんね
質問(新卒):何年働くとプログラマからシステムエンジニアになれますか?
レガシーIT企業の模範回答
「うちは最初からシステムエンジニアをやってもらいます。4」
理由
レガシーIT企業ではコーディングを外注に出しているので、プログラマのまま年次を進めるというキャリアパスが存在しない可能性が高いです。
補足
中途採用の場合もキャリアパスに関する質問をしたほうがいいと思います。
質問:バージョン管理には何のツールを使用していますか?
レガシーIT企業の模範回答
「VSS5かな、要は使う側が何をしたいかということですよ。」
理由
レガシーIT企業は枯れた技術を好みます。
補足
VSS → Subversion → Gitの流れが比較的ポピュラーなバージョン管理システムの移り変わりだと思います。
質問:CIツールの導入はされていますか?
レガシーIT企業の模範回答
「うちでは導入してないね」
理由
レガシーIT企業は新しいツールの導入に慎重なので。
補足
模範回答以外の回答例としては、「Jenkins使ってる」、「Redmine使ってる」、「自動テストやってる」などの回答が考えられます。
質問:社内勉強会のような、社員のITスキルが向上する施策はなにか実施されていますか?
レガシーIT企業の模範回答
「教育は基本的にOJTだね、心配しなくても先輩が優しく教えてくれるから大丈夫!」
理由
レガシーIT企業は頭数と規則によってプロジェクトを乗り切ろうとするので、個人にプログラミングスキルを求めていません。社内にもIT技術に興味がない人が多く、勉強会を開催できる土台が作られていません。
終わりに
あとでなにか思いついたら追加します。こういうのもあるよというのがあればコメント欄にお願いします。