AWS Windows Server 2016でのJMeter環境構築

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この記事では、AWS ec2のWindows Server 2016に、JMeter3.2の環境構築をしました。リモートデストクップクライアントは、Microsoft Remote Desktop for Mac Beta version 8.2.31を利用しています。

この記事の発展として、CentOSでのスレーブと組み合わせた分散環境の構築について「AWS Windows Server 2016でのJMeter環境構築(分散環境編)」で解説しています。

1. Windows Serverの環境構築

1.1. Windows Serverのインスタンス作成

AMIのクイックスタートから、Microsoft Windows Server 2016 Base、インスタンスタイプt2.mediumを選択します。

セキュリティグループを以下に設定します。

タイプ プロトコル ポート範囲 送信元
すべてのトラフィック すべて すべて 172.31.0.0/16
RDP TCP 3389 マイIP

タグとして、Name: ec2-JMmasterを追加します。

キーペアを作成するか既存のものがあれば選択して、インスンスを作成します。

1.2. リモートデスクトップ接続

ec2マネジメントコンソールから、先ほど作成したec2-JMmasterを選択して、上にある「接続」ボタンを押下します。ダイアログボックスにおいて「パスワードの取得」を選択して、キーペアの中身をコピーして、バスワードを表示させます。

リモートテスクトップクライアントに表示された内容を設定します。

サーバーをシャットダウンするとパブリックIPアドレスが変わるため、リモートデスクトップクライアントのPC nameを再設定する必要がありますので、注意してください。

これで、リモートデスクトップからWindows Serverにログインできます。

自動的に初期設定された後、他のPCから検索されてよいか?と出ますので、とりあえずNOとしておきます。

1.3. Windowsの日本語化

コントロールパネルからAdd a languageを選択します。日本語を追加して、Optionsをクリックして、Download and install language packをクリックし、インストールします。

インストール完了後、再度Optionsをクリックして、Make this the primary languageをクリックし、ログオフします。

再度リモートデスクトップからログオンすると、日本語環境になっています。

コントロールパネルから、時計、言語、および地域を選択して、タイムゾーンを日本に変更します。また、地域をクリックして、ダイアログボックスの場所タブで日本を、管理タブでシステムロケールを日本に変更します。(再起動が必要です)

次に、キーボードを日本語配列にしたいのですが、macのリモートデスクトップで日本語配列キーボードを使うのは難関のようです。いろいろググって試すものの、私の環境ではうまくいきませんでした。

1.4. IEのセキュリティ設定の解除

デフォルトでは、IEセキュリティ強化の構成がオンになっており、あちこちブラウズして必要なソフトをダウンロードするにあたって、頻繁にアラートが表示されますので、これをオフにしておきます。

「サーバー マネージャ」で、「ローカル サーバー」「プロパティ」セクションで、オプション「IE セキュリティ強化の構成」の設定を「オフ」に切り替えます。

2. JMeterのインストール

2.1 Javaランタイムのインストール

Javaのランタイムをインストールします。この記事では、Version 8 Update 131(リリース日 2017年4月18日)でした。

2.2 JMeter本体のインストール

Download Apache JMeterのページから最新版v3.2をダウンロードして、展開します。出来上がったapache-jMeter-3.2フォルダを、Program Filesに移動して、bin配下のjmeter(Windowsバッチファイル)のショートカットを、デスクトップに配置してくと便利です。

バッチファイルにより、JMeterが無事に起動することを確認します。

スクリーンショット 2017-05-05 13.57.57.png

2.3 JMeter pluginsのインストール

Download JMeter-Plugins.org から、plugins-managerをダウンロードして、JMeterのlib/extに配置します。再度JMeterを起動すると、オプションメニューでPlugins Managerを選択できるようになります。

ここでは、Plugins Managerから、3 Basic Graphsを選択して、イントスールしておきましょう。

3. JMeterの実行

3.1 テスト計画の作成

ツリーメニューの中から、テスト計画を右クリックして、スレッドグループを選択します。

スクリーンショット 2017-05-05 14.11.06.png

スレッド数1000、Ramp-Up期間10、ループ回数10を設定します。
なお、スレッド数をかなり大きくすると、テストが正常に終了しないようです。

スクリーンショット 2017-05-05 15.11.40.png

テスト計画を再度右クリックして、リスナーからjp@gc - Transactions per Secondを選択します。

スクリーンショット 2017-05-05 14.15.17.png

スレッドグループを右クリックして、サンプラーからHTTPリクエストを追加します。

スクリーンショット 2017-05-05 14.17.47.png

別に用意してあるWebサーバー名(IPアドレス)と、パスを指定します。

スクリーンショット 2017-05-05 14.20.08.png

以上で準備は終わりです。作成したテスト計画をセーブしておきます。

3.2 テスト実行と結果の確認

ツールバーから、緑の右三角をクリックしてテストを実行します。
実行結果はグラフで見ることができます。

スクリーンショット 2017-05-05 15.12.43.png