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iOS その2Advent Calendar 2016

Day 16

スクリーンショットもPlaygroundで作っちゃおう

Last updated at Posted at 2016-12-15

昨年、Swift その3 Advent Calendar 2015に、アイコンもPlaygroundで作っちゃおう というネタを投稿しました。

記事の方は全然更新できてないんですが、コードは細々と更新していて、去年自分が書いたプログラムの中で一番使った気がしています。

今回はそのスクリーンショット版をお届けします。1
そう、画面をデバイスにはめ込んでその上に粋な一言を書く、例のあの画像です。

他にツールがたくさんあるので、実用性は微妙かもしれませんが…。(fastlaneでもできるんですね)

仕様を決める

こんな感じで使えるようにしてみます。

let config = Config()
config.backgroundColor = UIColor.red

let creator = Creator(config: config)
creator.preview() // -> [UIImage]
creator.save()

元となるアプリの画像は、Resources/Screenshotsフォルダに入れておき、結果の画像はDocumentsディレクトリ2に保存します。

iTunes Connectの8月のアップデートで最大サイズだけあれば申請可能になったので、iPhone 7 Plus(1242 x 2208)とiPad Pro(2048 x 2732)のみ考慮します。

デバイスの素材は、Devices | Facebook Designから、影付きのものをお借りします。

作る

こんな感じのScreenshotCreator.swiftを書いてSourcesに置きます。

それをContents.swiftから呼び出します。

Contents.swift
var config = ScreenshotConfig()
config.backgroundColor = UIColor.brown
config.titles = [
    "phone1" : "Hello, world!"
]

let creator = ScreenshotCreator(config: config)
creator.preview()

creator.save()

無事作成されました。(下の画像は縮小したもの)

phone1.png

ちゃんと使えるの?

作った本人も心配だったので、Edhitaというアプリに使ってみましたが、無事審査を通っています。
生成につかったのはこちらのPlaygroundです。

ただ、お世辞にもかっこいいとは言えないので、もうちょっと何とかしたいです。(特にiPadの無駄な空白とかひどい)

ソースコード

GitHubで公開しています。
https://github.com/tnantoka/ScreenshotCreator

メモ

コードで画像作りたいなと思うことがよくあるんですが、毎回忘れるのでメモっておきます。
単色の画像とかをわざわざ用意しなくていいので楽です。(以下は1px四方の赤い画像を作る例)

func createRedDot() -> UIImage {
    let size = CGSize(width: 1.0, height: 1.0)
    let rect = CGRect(origin: CGPoint.zero, size: size)
    
    let opaque = true
    let scale: CGFloat = 0.0
    UIGraphicsBeginImageContextWithOptions(size, opaque, scale)
    
    let context = UIGraphicsGetCurrentContext()!
    
    UIColor.red.setFill()
    context.fill(rect)

    let image = UIGraphicsGetImageFromCurrentImageContext()
    
    UIGraphicsEndImageContext()
    
    return image!
}

最後に

当初はliveView上でGUI操作可能にしてみようと思いましたが、力尽きました。今後保守するのも大変になりそうだし…(そこまでやるなら、素直にMacアプリにした方が良さそうな気がします)

それでは、よいPlaygroundライフを!

  1. 昨年はSwiftカレンダーに投稿したんですが、言語の話がなく場違いっぽかったので、今年はiOSの申請に必要な画像を作成する話ということでこちらに書きました。

  2. アプリ内で使うのと同じように使えますが、一時フォルダのため(Playgroundを閉じるなどすると)すぐ消えるのでご注意ください。

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