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超ansible入門 / ansible for beginer

Last updated at Posted at 2016-02-16

超ansible入門 / ansible for beginer

ansibleの概要と、本項目の目的

ansibleはサーバー構成自動化ツールです。(デプロイ利用も)
今回はansibleへの導入と、以降の展開に対しての示唆を目的として構成しています。


INDEX

  • 1 公式リンク
  • 2 とりあえず触ってみるためのHOW TO ~ httpdをインストール
  • 3 さらなる理解のためのさわり
  • 4 TOPIC
  • 5 ansible commands
  • 6 どの程度理解してるかを図るために・・・

1 公式リンク

公式サイト
ドキュメント


2 とりあえず触ってみるためのHOW TO ~ httpdをインストール

簡単なansibleの使い方をhttpdをインストールする事で
確認してみます。

2-1 [ 前提条件として ]

step 1

(A) クライアント(centos6)側には ansible + sshクライアント
(B) ホストサーバー側(centos6)には python + sshサーバー
が揃ってればOK

-ansible インストール(A)
yum install -y epel-release
yum install -y ansible

-openssh-server (B)

-openssh-client (A)

-python + 必要に応じてのモジュールの追加(yum install MySQL-pythonでmysqlドライバーのインストとか)

一応今回は両方ともdocker hubからオフィシャルのcentosイメージで、ローカルに起動しています。 
host側のip,portは 192.168.99.100:32786 になってます。

2-2 ansible実行

/etc/ansible内で作業します。

dockerクライアントとの共有をしているフォルダ(ここではhome)内で実行でも構わないと言いたいが、docker経由だと
ファイルの権限がftpでrootに変えたりできないので素直にetc/ansible内で
やる方がいいみたい。 (cp ../../home/***.yml /)
*ansibleはhostsの権限次第でエラーになるので以下を参照
http://www.lnc.jp/2015/03/23/2317.html

step 2-2-1 /etc/ansible/hostsファイルを編集

cd /etc/ansible/
vi hosts

[test-servers]
192.168.99.100:32786

ip,portは環境に合わせて。

step 2-2-2 windows側ymlファイルを作成(そのままcentos側でやっても問題ないですが)

とりあえずhttpをインストールするファイルを作成します

simple.yml
- hosts: test-server
  tasks:
    - name: install httpd
      yum: name=httpd disable_gpg_check=no state=installed

※ yum install -y httpdの -yオプションの代わりに disable_gpg_check=no

※ yml形式なのでインデントには注意しましょう。

※そのまま /etc/ansible/ の中で作る場合は
vi simple.yml ではじめてください。

step 3 ansibleの実行

step 3-1 同期フォルダのhomeにあるymlファイルをコピー
cp ../../home/simple-playbook.yml /etc/ansible/

step 3-2 ansibleの実行
ansible-playbook -i hosts simple.yml --ask-pass

※ --ask-pass はホスト側に鍵登録されてる場合は必要ありません。

3 さらなる理解のためのさわり

★おススメ

  • Ansible 初心者なら、まずは Ansible Galaxy から始めてみよう

    ansibleはymlファイル単体で動きますが、ベストプラクティスというおススメの構成があって

    • inventory(hostsファイル)
    • ansible-playbook(ymlファイル)
    • Role
    • handler
      ・・・
      などの理解、利用をすると、サーバー構成を自動化したり、大量のサーバーに処理する助けとなります。

4 TOPIC

TOPIC INDEX

  • 4-1 やってはいけない・・・・? shellでごり押し
  • 4-2 centos6に php5.5をインストールするplaybookサンプル
  • 4-3 Playbook 実行時に任意の値を指定する
  • 4-4 ansibleでホスト側にユーザー登録、鍵登録
  • 4-5 ansiblenのツボ
  • 4-6 CentOSにRedmineを自動インストールするためのAnsibleプレイブック

4-1 やってはいけない・・・・? shellでごり押し

なにげに
name: shellでごり押し gitインストール
shell: yum install -y git

などshellでごり押しで書けます。

4-2 centos6に php5.5をインストールするplaybookサンプル

php55inst.yml

- hosts: test-server
  tasks:
    - name: remove php
      yum: name=php state=removed
    - name: set epel repository
      shell: rpm -Uvh --force http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm
    - name: set remi repository
      shell: rpm -Uvh --force http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

    - name: install php5
      yum: name=php disable_gpg_check=no enablerepo=remi-php55 state=installed

centos6の場合、そのまま yum install -y php をするとphp5.3あたりがインストされます。
5.5以上をインストするために rpmを追加しています。

4-3 Playbook 実行時に任意の値を指定する

! Point
cliオプションで --extra-vars "var1=***" を設定する事で可能に

さらに vars_promptという物を設定しておくと対話方式で引数を設定する事が可能に
var_prompt:
 - name : **変数名になる{{変数名}}で使用できる*
   prompt: "質問を入れる"
   default: デフォルト値も設定可能

4-4 ansibleでホスト側にユーザー登録、鍵登録

4-5 ansiblenのツボ

英語でつらい場合の補助に

4-6 CentOSにRedmineを自動インストールするためのAnsibleプレイブック

日本語はいいな


5 ansible commands

ansibleのコマンド(モジュール)の全リストです。
All Modules

モジュールをpythonなどで自作する事もできるそうなので、ここに載っていない便利なものも世の中に出回ってるはずです。


6 どの程度理解してるかを図るために・・・

ansible入門pdf本関係


入門ansible

サンプル版
http://tdoc.info/ansible-book/ansible-sample.pdf

英語だけでこころもとない場合はやはり書籍で・・・

■ 目次

1章. はじめに

- Ansibleの特徴

- Ansibleはシンプル

- ChefやPuppetとの違い

- Ansibleは "Better Shell Script"

2章. Ansibleを使ってみよう

- インストール

- inventoryファイル

- モジュール (module)

3章. playbookを作ってみよう

- YAMLの文法

- playbookを書いてみる

- playbookの解説

- task

- handler

- よく使うモジュール

4章. 複雑なplaybookを作ってみよう

- 繰り返し -- with_items

- 出力を保存してあとで使う -- register

- 条件付き実行 -- when

- 成功するまで繰り返す -- until

- 外部情報の参照 -- lookup

- 変数を処理する -- filter

- キーボードから入力する -- vars_prompt

- 管理ホストで実行する -- local_action

- 実行するモジュールを変数で変更する -- action

- 環境変数を設定する - environment

- 失敗しても無視する - ignore_errors

- 非同期でtaskを実行する -- async

5章. 大規模なplaybookを構築してみよう

- 他のplaybookを読み込む -- include

- 推奨ディレクトリ構成 -- ベストプラクティス

- まとめて再利用 -- role

- 並列実行 -- fork

- 順々に実行する -- serial

- AWS EC2との連携

- ホストのリストを動的に作成 -- dynamic inventory

6章. コマンドラインオプションを使ってみよう

- ssh認証

- 対象ホストを制限する -- limit

- 実行するtaskを制限する -- tag

- dry-run実行 -- check

- taskを確認しながら実行 -- step

- 差分表示 -- diff

7章. 変数ファイルの暗号化 -- ansible-vault

- ansible-vaultの使い方

- 暗号化されたファイルの使い方

8章. 公開されているroleを使ってみよう -- Ansible Galaxy

- Ansible Galaxyとは

- roleの検索方法

- roleを手に入れる

- roleの使い方

9章. よくあるご質問

- 接続できない

- ControlPath too longというエラーが出る

- 実行しても途中で止まる

- inventory ファイルがなくても接続したい

- 一つのplaybookが複雑になってしまった

- python not foundというエラーが出る

- Windowsで使いたい

- ansible-playbookに変な絵が表示される

- ansibleが収集する変数を知りたい

- invalid type type 'list'と出る

- 変数を使った時に "Syntax Error" が出る

- "---" はどういう意味?

- Ansibleという名前の由来は?

10章. おわりに

付録: モジュールを自作する

- モジュールの動作

- モジュールの形式

- モジュールのサンプル

- Pythonでの便利関数

- モジュールのデバッグ

付録: Ansible plugin

- pluginの種類

- lookup plugin

- filter plugin

- callback plugin

- action plugin

- connection type plugin

- vars plugin

付録: ansible configファイル

- defaultセクション

- paramiko セクション

- ssh_connection セクション

- accelerateセクション

付録: Windows対応

- 前提環境

- 準備

- inventoryファイル

- モジュール

- 制限事項
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