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Goで3Dモデル変換してプレビュー

Last updated at Posted at 2015-12-21

Go その2 Advent Calendar 2015 の22日目です。

はじめに

仕事で作ったGoで3Dモデルデータを変換処理するマイクロサービスをGoで書いた話です。

どんなもの?

  • Sketchfabみたいに3DモデルファイルをアップロードしてWebGLで描画するものです。
  • OBJやFBX, DAE, 3DS, MA, BLEND, ZIPをアップロードし、Web上で見ることができます
  • 社内のマイクロサービスとして自社内の様々なWebサービスから利用することを想定しています。

例: GitHubで公開されているGopherモデル
https://gyazo.com/0ac8db86c8c66ad1b681a97c282bbd44

The Go gopher was designed by Renee French. (http://reneefrench.blogspot.com/) The gopher 3D model was made by Takuya Ueda (http://u.hinoichi.net). Licensed under the Creative Commons 3.0 Attributions license.

作るきっかけ

「制作時に他人の作った3Dモデルをツールを立ちあげなくてもWebでサクッと確認したい」「ツール持ってない人でも確認できるようにしたい」ユーザーのニーズに応えるためです。
似たようなサービスはあるのですが、toB向けじゃなかったりアップロードしてから見れるまで遅かったりで苦しみがありました。
※ UnityWebPlayerでも良いのですが、主要なブラウザでNPAPIが無効化されてしまいます。

プライバシーが担保されて高速な3D変換処理が必要だったわけです。
また、せっかく作るなら、というわけで他のサービスで使えるようにAPIエンドポイントを設定したマイクロサービスにしました。

使った技術

  • go1.5 Go
  • Revel GoのMVCフレームワーク
  • GORM GoのORマッパ
  • three.js 3DモデルをWebGL表示する
  • assimp2json 3DファイルをAssimp形式のJSONへ変換する

やること

  1. 3dファイルをアップロードする
  2. 3dファイルをAssimpに変換する
  3. S3に送る
  4. WebGLPlayerで表示

提供API

  1. ファイルをアップロードするPOST API
  2. 対象ファイルのワンタイムパスを取得するGET API
  3. 対象ファイルをロードしたPlayerのiframeを取得するGET API

結果

  • アップロードから表示まで10MB程度なら2秒ぐらいで表示できる
  • メモリ使用量15MB〜80MB程度

実際のサービス画面
https://gyazo.com/23b143556a11553fafa28e999790f4ac
The Go gopher was designed by Renee French. (http://reneefrench.blogspot.com/) The gopher 3D model was made by Takuya Ueda (http://u.hinoichi.net). Licensed under the Creative Commons 3.0 Attributions license.

その他

  • zip内にテクスチャ画像があったら貼るようにした。StringユーティリティやZip再帰当たりは自作
  • マイクロサービスするぐらいは1週間でできるが、本体のWebサービス(Rails)に組み込むのに3週間ぐらいかかった。
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