先日、Google Cloud Storage Qualification Exam(CPE302)、Google Cloud SQL Qualification Exam(CPE303)を受けました。
受ける前に調べたのですが、試験の情報が全然見つからなかったので、概要を紹介したいと思います。
(問題についての詳細を書くのはNGだと思うので、全体の概要にとどめます)
ポイント
- テストは自宅でもどこでも受けれる。ただし、インターネットに接続できること・周囲に人がいないことが必須。WEBカメラも必要。
- 持ち込み、ググる、実環境で検証するのはOK。ただし、人とコミュニケーションを取るのは禁止。
- 試験自体は日本語もあるけど、受けるまでの過程は英語。英語で指示されることを覚悟しとくことが必要。
Certified Examって?
Google Cloud Platformの公式認定資格試験。合格すると、Google公認のデベロッパーとして認められます。
2015.10.26時点では、5つの分野(GCPのサービス)に分かれていて、それぞれの分野ごとに独立した資格になっています。
詳しくはオフィシャルサイト、もしくはトップゲートさんを見てください。
試験範囲について
オフィシャルサイトに記載されています。
申し込み方(試験事前準備)
-
webassessorでチケットを購入します。(研修などでバウチャーを持っている場合は、バウチャーを使って購入することになります)
この際、同じ試験でも複数の言語があるので気をつけてください。 -
onlineproctoringで、試験日程を予約します。
たぶん、アメリカのオフィスアワーで運用しているので、日本時間の夜中の時間帯の選択肢が多いです。
これで申し込みは完了です。あとは、予約した時間帯を待つのみです。
受け方(試験当日)
- onlineproctoringにログインします。予約時間に向けてカウントダウンが始まっています。
- カウントダウンが終わると、アラーム音と共に、[BIGIN]というボタンが表示されるので、そちらをクリックします。
- ビデオチャットが始まって、ファイルDLを促されます。そのファイルをDLして実行します。
- 画面共有が開始されます。
- 周囲に人がいないことを確認するため、周囲を映すように指示されます。
- webassessorにログインして、LAUNCHをクリック
- インターネット越しの試験官が、パスワードを入力してくれて、試験が開始される。
試験のスタイル
- 資料(オンライン/オフライン)を見る・ググる・StackOverflowを見る・実機検証なんでもあり
- チャット、メール、電話、StackOverflowで質問する、周囲の人に聞くなどコミュニケーションを取るのは禁止(試験官にPCの画面と、WEBカメラ越しに様子を監視されてる)
試験問題について
- 選択問題オンリー。記述式はなし。
合格基準
- 全体で75%, 各セクション50%の正答率を両方満たせばOK
注意事項
- 英語のやり取りが基本なので、その覚悟をしたうえで
- この手の試験でありがちですが、たまに不自然な翻訳があります
- 会議室等で受ける場合は、少し長めに予約して、部屋を専有しきれるようにしましょう
- PCの画面共有、リモート操作を許可することになるので、会社支給のPCで受ける場合は事前に確認を。該当アプリケーションが動かなかったり、場合によってはコンプラ違反で怒られるかもしれません。
感想
- GCPは日本語でググってもあまり情報がないので、いっそ英語版のテストを受けた方がドキュメントに一発でたどり着きやすい。実際、SQLは日本語で、Storageは英語で受けましたが、問題のキーワードから探したいドキュメントにたどり着く速さは圧倒的に英語からのほうが早かったです。ただし、当たり前ですが問題文も選択肢も英語のみの表記になります。。。。
- 家で受けれるのは便利。
- 調べながら受けれるので、細かい暗記は不要。ただ、サービス概要の理解はもちろん、どこを参照すればいいかが分かる程度にはドキュメントも把握しておくことが必要。暗記は不要で調べて分かればOKというのは、合理的でいいなーと。(フルパスとかオプションを暗記させるLP◯Cとは大違い)