非常に低コストにスナップショットが取れるbtrfs。
time machine的な使い方をするのに最適です。
情報源
以下では/disk
にbtrfsにフォーマットしたディスクをマウントしてあるとする。
subvolumeの作成
btrfsはsnapshotをsubvolume単位で取るので、なるべく分ける方がいい。
btrfs subvolume create /disk/subvolume_name
snapshotの作成
mkdir -p /disk/backup
こちらは普通のディレクトリにします。
btrfs subvolume snapshot /disk/subvolume_name /disk/backup/subvolume_name-$(date +%Y%m%d)
バックアップの名前、ディレクトリ階層等は自由に変更してください。
snapshotもsubvolumeである事に注意しましょう。
subvolume毎のディスク使用量(quota)
btrfs quota enable /disk
でまず有効化しておきます。
btrfs qgroup show /disk
でsubvolumeがどれだけデータを使用しているかが表示されます。
qgroupid rfer excl
-------- ---- ----
0/5 16.00KiB 16.00KiB
0/257 239.61GiB 17.99GiB
0/258 416.56GiB 416.56GiB
のように表示されれば正常に動作しています。
0/5
などはsubvolumeの番号です。
- rfer : このsubvolumeが参照しているデータの容量の合計
- excl : このsubvolumeだけから参照されているデータの容量の合計
を表します。