インタラクティブに式を評価しながらコードが書けるIDEとして注目されているLight Tableの見た目や振る舞いについての設定方法を紹介します。
Light Tableの見た目や振る舞いを変更するには、user.behaviors
を修正します。
user.behaviors
は Ctrl + Space
でコマンドペインを表示し、 Settings User behaviors
を選択することで開くことができます。
※ファイル自体は LightTable/settings/user/
にあります。
スキンの変更
スキンを変更するには、 user.behaviors
の :app
タグの :lt.objs.style/set-skin
の値を変更します。
デフォルトで dark
と設定してある値を light
に変更すると以下のようになります。
テーマの変更
テーマの変更は、 :editor
タグの :lt.objs.style/set-theme
の値を変更します。 設定できるテーマは LightTable/core/css/themes/
に用意されています。既に存在しているCSSを修正したり、自身で追加することも可能です。
solarized
が好きなので設定してみました。
キーバインドの変更
IDEが変わっても普段使っているエディタのキーバインドを使いたい方も多いと思います。Light TableではVimとEmacsキーバインドをサポートしています。
Light Table 0.6.0からpluginを追加していくアーキテクチャに変更になった為、VimかEmacsのプラグインをインストールします。プラグインは Ctrl + Space
でコマンドペインを表示し、 Plugins: Show plugin manager
を選択すると一覧が表示されるのでそこからインストールを行います。
キーバインドの変更は :editor
タグに新規で項目を追加します。
Vim
や Emacs
と途中まで入力すれば補完候補が出てくるので、それぞれ Activate vim mode
か Activate Emacs mode
を選んでください。
Vim
Emacs
これで好みのキーバインドになりました。
行数表示
行数を表示するには、 :editor
タグに新規で :lt.objs.editor/line-numbers
を追加します。
インデントの設定
インデントのタブ利用有無やスペース数の設定をするには、:editor
タグに新規で :lt.objs.editor/tab-settings
を追加します。
引数は use tabs?, tab size in spaces, indent unit
だそうです。
ちなみに、スペースを可視化するにはコマンドペインから Editor: Toggle visible whitespace
を実行します。
フォントの変更
フォントを変更するには、 :editor
タグに新規で :lt.objs.style/font-settings
を追加します。引数としてFont, familySize(pt), Line height(em) を取るので、値を渡してあげます。
まとめ
設定方法はSublime Textと似ており、PythonがClojureに変わった感じです。
インタラクティブに式が評価されるの、かなり良いです。