やる気を引き出す組織風土の作り方

  • 45
    いいね
  • 0
    コメント
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

本内容は、デブサミ2014の講演のメモです。
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20140213/session/409/

講演者:サイバーエージェント 藤田社長

3000人近くいるので、一人ひとりフォローはできない
仕組みで対応するしかない

サイバーエージェントの特徴

  • 大型買収しない
  • 人材もヘッドハンティングよりも、社内で育てる

前提

  • 会社の業績が伸びていること
  • 社員が十分な対価を得られていること

サイバーエージェントの施策

組織の特徴

年齢割合

20-30第が大半 平均年齢30.3歳
上が詰まっていない
会社が、大学の研究室のような雰囲気
終身雇用を謳っているので、ずっとこの状態が続く訳ではないが、安心感がモチベーションにつながっている

男女比

男:女 = 70% : 30%
半々が理想 => モラルが高くなる

定期的な新卒採用

2013年度 230名 (エンジニア130名、総合職100名)
日本独島であるが、優秀な人材を取りやすい
部署に新人が配属されると、部署が活性化しやすい

ポジティブな社員がマジョリティ

100%がポジティブは怪しい。宗教っぽい。
根っからのポジティブ、ネガティブの人を除くと、8割くらいはどっちにも転ぶ
伝染するので、早い対応が必要

抜擢は実績以上に人格を重視

実績のある人を抜擢し易いが、人格が問題のある人が上に経つと、その配下は潰れる
実績がなくても人格者を上に上げるとちゃんとスタープレーヤーを引き上げてくれる

人事制度

CA8

2年毎に1〜3名の取締役を入れ替える制度
ずっと役員が固定だと、閉塞感を与えてしまう。必ず2席開くことでモチベーションを。
やってみると、役員がものすごくがんばってくれる(はずされたくないから)
組織全体を活性化

CAJJ制度

事業をJ5(新規事業)からJ1(営業利益1怨念以上/Q)の格付けをする

  • J1
  • J2 営業理経0.5〜1奥
  • J3 3ヶ月平均粗利1500万円&黒字
  • J4 粗利500万円
  • J5

目的:

  • 目標を明確にする
    上場を目指すなどは分かりやすい

  • 撤退のルールを明確にする
    最初から決めておくルールがあると、モチベーションが違う
    納得する

あした会議

取締役と選抜社員で、半年に一回実施 50〜70人(1役員が6,7名のチーム)
1泊2日で実施
中長期的な目標、先送り事項などの課題解決を提案、意思決定する合宿
こういった意思決定の場に、エンジニアを巻き込むことで、現場にその意図を広められる

社内キャリアエージェント

適材適所を目指す

  • 社内異動公募制度
  • 月1成果状況シート

キャリアエージェント部署を用意して、管理する

合宿

経営陣が行う役員合宿
開発チームやプロジェクトなど様々な単位で頻繁に開催
お台場に合宿所を保有
合宿の開催を奨励

問題が起きていると、全体を見渡すことは難しい。
場所(環境)を変えることで、見方が変わり1日で解決することもある。

福利厚生

採用が難しく、コストが非常に大きい
辞めたくないと思う環境にコストを払う方が安い

  • 2駅ルール
    会社から2駅のところに住むと、家賃補助3万円がでる
    入社5年後はどこでもルールに変更

  • 毎年休んで5

  • 部活動支援

などオリジナル制度多数(ネーミング重視)

社風

社員総会

意外と喜ぶ
演出がとても大事。ビデオや音楽、内装。
わざとらしくなく、かつ、豪華

社内ポスター・トピックスメール

  • トピックスメール 活躍した社員がいたら、その情報を全社にメールする これによって社内の空気が変わる

オープンなSNS活用

SNSの使い方で怒ることはない
会社の判断などもブログで分かる
社長もブログを書く(話すよりも書く方が得意)
社内で通知があるよりもオープンな形で情報が提供される
説明がしっかりある

飲みニケーション

やっぱり重要
会社は必ずわだかまるもの。
飲みに行くことだけで、解決するものもある
成果を出したプロジェクトには、飲み代+翌日の半休が提供される

社内結婚が多い

社内で遊びで手を出したら左遷と
ただし、ちゃんとした恋愛、結婚は推奨

若手の抜擢

ひるまない
新卒入社の子会社取締役数42名
停滞した際に抜擢すると、不満もあった。
しかし、慣れてるくと、そのうち自分もという形になっていった

効果がありそうでないもの

  • 離職率の低さ
    離職率が低すぎるのは問題
    仕事ができないのに給料をもらい続けている社員がいる際に、仕事ができる社員のモチベーションの低下は大きい

  • ストックオプション
    気がついたら大金を手にしていた。という形はよい。
    ただし、ストックオプションを目当てに頑張らせるのは問題になりやすい。
    仕事の目的が金になってしまう。

  • 美人が多い?
    サイバーエージェントは美人が多いが社員のモチベーションをあげるためではない
    そんな程度で長期的なモチベーションにはつながらない

  • 人参ボーナス
    目標とボーナスを連動させると、「思い」で仕事をしなくなる
    回数を重ねると、ボーナスの多い、少ないでモチベーションが変動する
    ボーナスを渡す際は、こっそり渡す
    理由なども説明しない(説明すると金のために意識が向く)

  • 仕事とプライベートの切り分け
    LWBを過度に意識して、仕事と明確に分けるのは逆効果

まとめ

継続的に不断の努力で見続けないと、あっという間に状況が社員のコンディションは変わる
空気感、雰囲気はとても大事
金で人を引っ張るのは逆効果になりやすい
金で引き抜くと、金が原因で去っていく