.. 後始末4. IAMポリシーの削除
AWS CLIを利用して、IAMポリシを削除してみます。
前提条件
IAMへの権限
- IAMに対してフル権限があること。
AWS CLIのバージョン
以下のバージョンで動作確認済
- AWS CLI 1.11.14
コマンド
aws --version
結果(例):
aws-cli/1.11.70 Python/2.7.12 Linux/4.4.11-23.53.amzn1.x86_64 botocore/1.5.33
バージョンが古い場合は最新版に更新しましょう。
コマンド
sudo -H pip install -U awscli
- 準備
=======
まず変数の確認をします。
変数の確認
cat << ETX
AWS_DEFAULT_PROFILE: (0.1) ${AWS_DEFAULT_PROFILE}
ETX
結果(例):
AWS_DEFAULT_PROFILE: (0.1) <IAMのフル権限を許可されたプロファイル>
変数が入っていない、適切でない場合は、それぞれの手順番号について作業を
行います。
0.1. プロファイルの確認
プロファイルの一覧を確認します。
コマンド
cat ~/.aws/credentials \
| grep '\[' \
| sed 's/\[//g' | sed 's/\]//g'
結果(例):
iamFull-prjz-mbpr13
<IAMのフル権限を許可されたプロファイル>
変数の設定
export AWS_DEFAULT_PROFILE='<IAMのフル権限を許可されたプロファイル>'
再確認
変数の確認
cat << ETX
AWS_DEFAULT_PROFILE: (0.1) ${AWS_DEFAULT_PROFILE}
ETX
結果(例):
AWS_DEFAULT_PROFILE: (0.1) <IAMのフル権限を許可されたプロファイル>
- 事前作業
===========
1.1. IAMポリシー名の指定
ポリシー名を指定します。
変数の設定
IAM_POLICY_NAME='<削除するIAMポリシー名>'
1.2. IAMポリシーの確認
ポリシのバージョンを取得します。
コマンド
IAM_POLICY_VERSION=$( \
aws iam list-policies \
--max-items 1000 \
--query "Policies[?PolicyName==\`${IAM_POLICY_NAME}\`].DefaultVersionId" \
--output text \
) \
&& echo ${IAM_POLICY_VERSION}
結果(例)
v1
ポリシの内容を見てみましょう。
コマンド
aws iam get-policy-version \
--policy-arn ${IAM_POLICY_ARN} \
--version-id ${IAM_POLICY_VERSION}
結果(例):
(略)
1.3. ARNの取得
ARNを取得します。
変数の設定
IAM_POLICY_ARN=$( \
aws iam list-policies \
--max-items 1000 \
--query "Policies[?PolicyName==\`${IAM_POLICY_NAME}\`].Arn" \
--output text \
) \
&& echo "${IAM_POLICY_ARN}"
結果(例):
arn:aws:iam::XXXXXXXXXXXX:policy/<削除するIAMポリシー名>
- 本作業
=========
IAMポリシーの削除
コマンド
aws iam delete-policy \
--policy-arn ${IAM_POLICY_ARN}
結果(例):
(戻り値なし)
- 事後作業
===========
ポリシーが無いことを確認します。
コマンド
aws iam get-policy \
--policy-arn arn:aws:iam::${AWS_ID}:policy/${IAM_POLICY_NAME}
結果(例)
An error occurred (NoSuchEntity) when calling the GetPolicy operation: Policy arn:aws:iam::XXXXXXXXXXXX:policy/<削除するIAMポリシー名> does not exist or is not attachable.