AWS CLIを利用して、IoT上にThingを削除してみます。
前提条件
IoTへの権限
AWS IoTに対してフル権限があること。
AWS CLIのバージョン
以下のバージョンで動作確認済
- AWS CLI 1.11.14
コマンド
aws --version
結果(例)
aws-cli/1.11.14 Python/2.7.10 Darwin/15.6.0 botocore/1.4.71
バージョンが古い場合は最新版に更新しましょう。
コマンド
sudo -H pip install -U awscli
- 準備
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0.1. リージョンの決定
構築するリージョンを決めます。 (カレントユーザが利用するカレントリージ
ョンも切り変わります。)
コマンド(東京リージョンの場合)
export AWS_DEFAULT_REGION='ap-northeast-1'
0.2. 変数の確認
プロファイルが想定のものになっていることを確認します。
コマンド
aws configure list
結果(例)
Name Value Type Location
---- ----- ---- --------
profile administrator-prjz-mbp13 env AWS_DEFAULT_PROFILE
access_key ****************XXXX shared-credentials-file
secret_key ****************XXXX shared-credentials-file
region ap-northeast-1 env AWS_DEFAULT_REGION
AssumeRoleを利用している場合はprofileが ''と表示されます。 それ以外のときにprofileが '' と表示される場合は、以下を実行して
ください。
変数の設定:
export AWS_DEFAULT_PROFILE=<IAMユーザ名>
0.3. 削除するポリシーの指定
コマンド
aws iot list-policies \
--query 'policies[].policyName'
結果(例)
{
AWSIoTFullAccess
}
削除するポリシー名を変数に格納します。
変数の設定
IOT_POLICY_NAME='AWSIoTFullAccess'
- 事前作業
===========
必ず削除するポリシーの内容を確認します。
コマンド
aws iot get-policy \
--policy-name ${IOT_POLICY_NAME}
結果
(略)
依存関係が存在していないことも確認しておきます。
コマンド
aws iot list-policy-principals \
--policy-name ${IOT_POLICY_NAME}
結果(例)
{
"principals": []
}
- ポリシー削除
===============
変数の確認
cat << ETX
IOT_POLICY_NAME: ${IOT_POLICY_NAME}
ETX
コマンド
aws iot delete-policy \
--policy-name ${IOT_POLICY_NAME}
結果(例)
(戻り値なし)
- 事後作業
===========
同名のポリシーが存在しないことを確認します。
コマンド
aws iot get-policy \
--policy-name ${IOT_POLICY_NAME}
結果(例)
An error occurred (ResourceNotFoundException) when calling the GetPolicy operation: Policy default version not found