自動検証ツール ProVerifを導入する
インストールするのに結構時間がかかってしまったのでメモ
ProVerif とは
こちらの記事に書いてありますが,セキュリティプロトコルを形式検証するツールとなっております.
Windowsへのインストール
インストールについてはドキュメントの"Instalation"を確認するとすぐにできると思います.
ダウンロードはここからどうぞ
あとはファイルを解凍して,インストールでok
Mac OS へのインストール
本編
こちらは少し苦労したので,メモを兼ねてます.
ここでドキュメントの通りに終了すれば問題ないですが,私は
ocamlyacc command not found
ocamllex command not found
のようなエラーが出力されました.
どうやらProVerifに利用するソフトウェア群を自動インストールするためのパッケージマネージャーがインストールされていないようです.
私は"ocamllex"をインストールするだけで解決できてしまったので,
以下に方法を示します(実はここに書いてあったり..).
ocamllex導入編
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まずは本家からバイナリファイルをダウンロード
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解凍&実行
$ tar -xzf ocaml-4.03.0.tar.gz
解凍後のフォルダへ移動しスクリプトを実行
$ cd ocaml-4.03.0
$ ./configure --prefix <プリフィクス>
...
$ make world.opt
...
$ make install
...
ProVerif Build編
解凍
$ tar -xzf proverif1.96.tar.gz
Build
$ cd proverif1.96
$ ./build
実行
サンプルファイルとして,hello.pvを作成します.
free c : ch annel .
free Cocks : b i t s t r i n g [private ] .
free RSA: b i t s t r i n g [ private ] .
process
out ( c ,RSA ) ;
0
proverifで実行
$ proverif hello.pv
以上!
あとはお好みでPATH通しましょう!
余談
ocamllexはhomebrewからでもインストールできるようです.参考はこちら