UTAUからADX2LEに変換するUTAU2ADX2を作ってみた

Last updated at 2016-05-09Posted at 2016-05-08

#UTAUの音をUnityで出してみたい

と、ふと思った。

#動画

使い方は上の動画を参考に。

#いろいろ

波形ファイルのままだと
音程がおかしい→frqファイルの基本周波数で補正する
ループじゃないoto.iniファイルでループにしてみる

音程はPitchで変えてもらえばいいかなぁといった感じ。

##frqファイル

UTAUのfrqファイルには周波数が時間分入っているみたい。

周波数っぽいので、音程に変換するには・・・

'''
static public float Ftom(float freq)
{
return (69f + (1f/.057762265f) * Mathf.Log(freq/440f));
}
'''
これで、近いMIDINoteNoが得られる

これをベースのキーとして
ずれてる分をcent値として
1200cent * 端数を引けばいい感じかな。

##oto.iniファイルには

UTAUのoto.iniはテキストで

_あ.wav=あ,24,56,73,5,20
_あ.wav=- あ,24,56,73,5,20
_あ.wav=* あ,78,100,73,50,100

みたいに、一つの波形で複数の設定があるみたい。
とりあえず無印だけとりだす。

24 左ブランク
56 オーバーラップ
73 先行発声
5 固定範囲ループ開始位置
20 右ブランク　　ループ終了位置

と5msec~20msecをループにすればよさそう

#ループがとれているわけではない
msecという単位での範囲指定なので、おそらくきっちりループではない。
ので、簡易でクロスフェードループする波形を生成する。

本来のループ区間の後ろを次のループ開始の部分とオーバーラップさせて少しクロスフェードするとかかなぁ。

#残った課題