Spring+Gradleの開発環境の構築手順をまとめました。
インストールの流れ
- Javaがインストールされていない場合は先にインストールしておきます。
- STS(Spring Tool Suite)をインストールし、日本語化を行います。
- MavenではなくGradleを使用したいため、Gradleをインストールします。
- STSにGradleプラグインをインストールします。
STSのインストール
STSはEclipseをSpring開発用にカスタマイズしたものです。
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以下のサイトよりSTSをダウンロードします。tar.gz形式のファイルがダウンロードされます(執筆時のバージョンは3.7.0)。
https://spring.io/tools/sts -
ダウンロードしたファイルを解凍し、解凍したフォルダ内のSTSをアプリケーションフォルダへ移動します。
日本語化
Pleiadesプラグインを使用します。
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以下のサイトよりPleiadesプラグインをダウンロードします。zip形式のファイルがダウンロードされます(執筆時のバージョンは1.6.0)。
http://mergedoc.osdn.jp/ -
zip内のflugin,fueturesをSTSパッケージ内の「/Contents/Eclipse/」配下にコピーします。
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STSパッケージ内の「/Contents/Eclipse/STS.ini」の最終行に以下の記述を追加します。
-javaagent:../Eclipse/plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
Gradleのインストール
GVMのインストール
Groovy系のインストール、バージョン管理ツールであるGVMをインストールします。
- 以下のコマンドを実行します。
curl -s get.gvmtool.net | bash
source "/Users/tasukujp/.gvm/bin/gvm-init.sh"
Gradleのインストール
Gradleをインストールします。
- 以下のコマンドを実行します。
gvm install gradle
Gradle Pluginのインストール
- STSのヘルプから[Eclipseマーケットプレイス]を開き、Gradleで検索、[Gradle IDE Pack]を選択してインストールします(執筆時のバージョンは3.6.x+0.17)。
9/17追記
Gradle IDE PackにはGradleが含まれるようです。
インストールしたGradleを使用するためには STSの[環境設定]を開き、[Gradle]の[Gradle ディストリビューション]に"/Users/ユーザ名/.gvm/gradle/current"を設定する必要があります。