LoginSignup
29
15

More than 5 years have passed since last update.

Windows10のクリーンインストールで躓きがちなこととその対策

Last updated at Posted at 2016-09-15

きっかけ

OculusHomeを、またUnrealEngineやUnityを使うべく窓10を購入してあったので、インストールしてみた。その時に躓いたことをメモ。

しかしOculusHomeには「CPUがショボい」と蹴られてしまった。

環境

  • EFI ではない(たぶん無関係)
  • プロセッサはAMDの(無関係)
  • 繋がってるドライブ(認識順)
    • SSD(480GB):Linuxで使用、GPTなはず
    • HDD(2TB):だいたいはLinuxで使用、GPTなはず
    • SSD(120GB):インストール先

ドライブX パーティションX にWindowsをインストールすることはできません

原因

原因そのものは不明だが、調べた限りでは以下のどちらかの条件で出る。エラーメッセージはGPTかどうかだけを問題にしているような記述だが、これは大嘘だ。

  • EFI環境でGPTじゃないドライブを指定
  • EFIかどうかにかかわらずGPTのとき、パーティションテーブルを作成した環境そのままではない(他のOSでパーティションテーブルを作った場合も含む)

どうやら「窓のシグネチャがないパーティションテーブルは認めない」ということらしい。

対策

該当ドライブのパーティションを全部削除してインストーラのものでもいいので窓のパーティショナでパーティションテーブルを作り直す。

新しいパーティションを作成できなかったか、既にあるパーティションが見つかりませんでした

原因

窓にリムーバブルでないストレージとして認識されるリムーバブルドライブがあること。USBメモリとかSDとかの一部とか外付けHDDなんかが該当する。

パーティショナーはドライブを直接認識しているのでHDDやSDDしか認識しないが、このエラーを出しているインストーラーはドライブレターで認識しているのでそういうストレージが認識されてるとドライブレターがずれて認識できなくなるというマヌケな原因のようだ。この問題は窓7以降ずっと存在するのでMSはこれを直す気はないっぽい。

対策

そういうドライブを外すのが基本だが、まさにそういうUSBメモリでインストールしている場合はそうもいかないのでその場合の対策を記す。

  1. パーティションを切る(ここまでは普通に)
  2. Shift-F10を押してコマンドプロンプトを出す
  3. diskpart
  4. list diskでドライブ一覧を表示
  5. select disk xでインストール先のドライブを選択(xはドライブ番号)
  6. list partitionでパーティション一覧を表示
  7. select partition xでパーティションを選択(xはパーティション番号)
  8. activeでそのパーティションから起動できるようにする
  9. assignでパーティションにドライブレターを与える
  10. list volumeでドライブレターを見る(インストール先とインストーラが入ってるストレージのドライブレターを覚えておく。以後仮にインストーラをX、インストール先をYとしておく)
  11. exit
  12. xcopy X:*.* Y:\ /s /e /f
  13. exit
  14. インストーラのストレージを外して再起動(起動ドライブはインストール先)
  15. インストーラが起動するのでそのままインストール

ごちゃごちゃしてるがインストール先パーティションにインストーラをコピーするのがキモ。それからインストール後に何も言わずに数回再起動するので慌てずそのまま進める。

総じて

インストーラが不親切。Linuxの各種ディストロのインストーラの方がずっと親切。OEMの方が多いからだろうけど。

29
15
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
29
15