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Rails4でのデバッガーの使い方

Last updated at Posted at 2014-06-27

意外とデバッガーの使い方を説明してる記事がネットに少ない気がしたので。

Rails3まではpry-debuggerというgemが有名でしたが、このgemは構造上Rail4では動かないため、Rails4ではpry-byebugというgemを使います。

インストール

インストールはGemfileに以下のように記載して、bundle install

Gemfile
group :development do
  # 高機能コンソール
  gem 'pry-rails'

  # デバッガー
  gem 'pry-byebug'
  gem 'pry-stack_explorer'

  # pryの入出力に色付け
  gem 'pry-coolline'
  gem 'awesome_print'

  # PryでのSQLの結果を綺麗に表示
  gem 'hirb'
  gem 'hirb-unicode'
end

使い方

使い方は簡単です。ソースコード上のブレイクポイントにしたい箇所に、以下のキーワードを記入します。
(書くのがめんどくさい人には、もっと短く書くためのpry-aliasというgemもあります)

binding.pry

その上で、rails consoleを開いて目的のメソッドを実行すると、以下の画像のようにブレイクしてくれます。

140625-0001.png

あくまでconsole上での話なので、画像の下の方でやっているようにputsなどで好きな値を確認できますし、Model.findでDBの中を確認も出来るので、単体レベルのデバッグはこれだけでOKだと思います。

ちなみに、処理を先に進めるためには以下のコマンドを入力すればOKです。簡単。

コマンド 用途
next 次の行へ(Next)
step 中の処理を追う(Step)
continue 処理を続行(continue)

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