Linuxサーバでせっかく設定したauthorized_keys
を間違って更新したり、 ssh-add -d
しようとして間違って ssh-add -D
しちゃったりすると、いとも簡単にログインできなくなります。
これが、VPSだったりすると詰むのですが、EC2インスタンスだと解決できます。
この記事ではそのやり方のメモを残します。
手順の概要
- 該当のEC2インスタンスを止めます。
- ディスクをデタッチして外します。
- 自分がrootになれる別のEC2インスタンスに、2のディスクをアタッチします。
- そのEC2インスタンスにログインして、2のディスクをマウントします。
- マウントしたディスクの中でauthorized_keysファイルを作ります。
- ディスクをアンマウントしてログアウトします。
- そのディスクを元のEC2インスタンスにアタッチして起動します。
- その時、CentOS系だと
/dev/sda1
としてマウントしないと正しく起動しません。
- その時、CentOS系だと
- 無事にログインできる事を確認します。
よかった… 本当によかった…
注意点
- 該当のEC2インスタンスだけじゃなく、救助に使う方のEC2インスタンスも再起動が必要です。
- 停止していないとディスクをアタッチ/デタッチできないため。
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authorized_keys
を600にしたり、ユーザーID/グループIDを変更するのを忘れない事。-
chown ユーザーID:グループID authorized_keys
←IDでも指定できる。
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