スマートデバイスデータについてまとめてみました。
間違っている部分は、逐次修正いたします。
#データ分類
##Webデータ
スマートデバイス上のブラウザでWebサイトに訪れた際に取得できるデータ
データ取得のために、javascriptタグを導入する必要がある
ユーザー識別子: Cookie
####取得可能な情報
- ユーザー情報 : IP / UA / リファラ / Cookie
- ページ情報 : metaタグ / ページURL
- 広告配信情報 : キャンペーンID / クリエイティブID / プレイスメントID
- 端末情報 : センサー系(位置, 端末加速度, ジャイロ)
参考:http://www.tagindex.com/javascript/user/browser.html
####iOS
- 主要ブラウザ - safari, Chrome
- 3rdPartyCookieの書き込みができない(safari)
####Android
- 主要ブラウザ - Chrome, デフォルトブラウザ
- 3rdPartyCookieの書き込みができる
- PCとほとんど同じ
##Appデータ
スマートデバイス上にインストールされているアプリから取得できるデータ
データ取得のために、SDKを導入する必要がある
ユーザー識別子: IDFA(iOS)/AdvertisingId(Android)
####ネイティブアプリ
アプリ内のコンテンツをネイティブコードを用いて開発しているアプリ
#####取得可能な情報
- ユーザー情報 : IP / UA(Locale,device,OS,OS version) / timezone / 画面サイズ(縦,横)/
リファラ/Cookie/ ADID(IDFA,AdvertisingId) / NW情報 - アプリ情報 : アプリ名 / アプリバージョン / BundleID / URLスキーム
- 広告配信情報 : キャンペーンID / クリエイティブID / プレイスメントID
- 端末情報 : センサー系情報(位置, 端末加速度, ジャイロ, 音, 光量など)
※端末情報は、取得する場合に、ユーザーのPermissionが必要になるため、アプリ内でセンサー系情報を取得している場合に限る。
####WebViewアプリ(ハイブリットアプリ/アプリ内ブラウザ)
アプリ内のコンテンツにWebサイトを流用しているアプリ
アプリのがわだけ、ネイティブコードで実装し、WebView領域内にWebサイトを表示させる
#####取得可能な情報
- Webで取得可能なデータ + Appで取得可能なデータ
※safariやChromeなどデバイスにインストールされているブラウザとWebViewアプリのCookieデータは、保存領域が異なるため共有することはできない。
サイトAにWebブラウザで訪れた場合と、WebViewアプリからサイトAに訪れた場合は、別ユーザーとして扱われる。
#SDK(Software Development Kit)
Wikipediaより引用
ソフトウェア開発キット(ソフトウェアかいはつキット、英語: Software Development Kit、SDK)は一般に、特定のソフトウェアパッケージ、ソフトウェアフレームワーク、ハードウェアプラットフォーム、コンピュータシステム、ゲーム機、オペレーティングシステムなどのためのアプリケーションを作成するためにソフトウェア技術者が使用する開発ツールのセットを意味する。
###SDK for Publisher
広告配信用SDK
アプリ内計測用SDK
Push通知用SDK
###SDK for Advertiser
広告効果測定用SDK
#WebとAppのデータを紐づけるには?
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Appに配信した広告のクリックURLにADIDを付けて、遷移先としてブラウザを起動
http://demo.adserver.jp/CLICKURL?adid=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXX
※アプリ内ブラウザで起動した場合、CookieとADIDは取得紐づかない -
WebとAppで取得したIPアドレスや端末情報を元に名寄せ
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事業者IDを利用(Gアカウント, Yアカウントなど)