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広告配信事業者のためのスマートデバイスデータまとめ

Last updated at Posted at 2014-10-08

スマートデバイスデータについてまとめてみました。
間違っている部分は、逐次修正いたします。

データ分類

Webデータ

スマートデバイス上のブラウザでWebサイトに訪れた際に取得できるデータ
データ取得のために、javascriptタグを導入する必要がある
ユーザー識別子: Cookie

取得可能な情報

  • ユーザー情報 : IP / UA / リファラ / Cookie
  • ページ情報 : metaタグ / ページURL
  • 広告配信情報 : キャンペーンID / クリエイティブID / プレイスメントID
  • 端末情報 : センサー系(位置, 端末加速度, ジャイロ)

参考:http://www.tagindex.com/javascript/user/browser.html

iOS

  • 主要ブラウザ - safari, Chrome
  • 3rdPartyCookieの書き込みができない(safari)

Android

  • 主要ブラウザ - Chrome, デフォルトブラウザ
  • 3rdPartyCookieの書き込みができる
  • PCとほとんど同じ

Appデータ

スマートデバイス上にインストールされているアプリから取得できるデータ
データ取得のために、SDKを導入する必要がある
ユーザー識別子: IDFA(iOS)/AdvertisingId(Android)

ネイティブアプリ

アプリ内のコンテンツをネイティブコードを用いて開発しているアプリ

取得可能な情報
  • ユーザー情報 : IP / UA(Locale,device,OS,OS version) / timezone / 画面サイズ(縦,横)/ リファラ / Cookie / ADID(IDFA,AdvertisingId) / NW情報
  • アプリ情報 : アプリ名 / アプリバージョン / BundleID / URLスキーム
  • 広告配信情報 : キャンペーンID / クリエイティブID / プレイスメントID
  • 端末情報 : センサー系情報(位置, 端末加速度, ジャイロ, 音, 光量など)

※端末情報は、取得する場合に、ユーザーのPermissionが必要になるため、アプリ内でセンサー系情報を取得している場合に限る。

WebViewアプリ(ハイブリットアプリ/アプリ内ブラウザ)

アプリ内のコンテンツにWebサイトを流用しているアプリ
アプリのがわだけ、ネイティブコードで実装し、WebView領域内にWebサイトを表示させる

取得可能な情報
  • Webで取得可能なデータ + Appで取得可能なデータ

※safariやChromeなどデバイスにインストールされているブラウザとWebViewアプリのCookieデータは、保存領域が異なるため共有することはできない。

サイトAにWebブラウザで訪れた場合と、WebViewアプリからサイトAに訪れた場合は、別ユーザーとして扱われる。

SDK(Software Development Kit)

Wikipediaより引用

ソフトウェア開発キット(ソフトウェアかいはつキット、英語: Software Development Kit、SDK)は一般に、特定のソフトウェアパッケージ、ソフトウェアフレームワーク、ハードウェアプラットフォーム、コンピュータシステム、ゲーム機、オペレーティングシステムなどのためのアプリケーションを作成するためにソフトウェア技術者が使用する開発ツールのセットを意味する。

SDK for Publisher

広告配信用SDK
アプリ内計測用SDK
Push通知用SDK

SDK for Advertiser

広告効果測定用SDK

WebとAppのデータを紐づけるには?

  • Appに配信した広告のクリックURLにADIDを付けて、遷移先としてブラウザを起動
    http://demo.adserver.jp/CLICKURL?adid=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXX
    ※アプリ内ブラウザで起動した場合、CookieとADIDは取得紐づかない

  • WebとAppで取得したIPアドレスや端末情報を元に名寄せ

  • 事業者IDを利用(Gアカウント, Yアカウントなど)

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