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homebrew-caskとbrewfileを使ってみた

Last updated at Posted at 2014-01-14

最近はインフラであってもテキストファイルをコマンドラインを使って操作して環境構築していくという流れが出てきていますが、その流れは当然開発環境にも及んでいます。

で、Qiita上でも他に色々記事があるのですが、重い腰を上げてhomebrew-caskとbrewfileを試してみたのでメモ残します。

homebrew-caskとbrewfileって何よ?

一言でいうと以下のようなものです。

homebrew-cask

バイナリ形式で配布されているMac用アプリケーションをhomebrewで管理できるようにしたツールのことです。

$ brew tap phinze/cask
$ brew install brew-cask
$ brew cask install google-chrome

公式リポジトリの説明そのままの引用ですが、こうしただけでChromeがMacにインストールすることが出来るようになります。VagrantやVirtualboxなど、普段dmg形式で配布されているものでも多数管理できるようなので、いちいち配布元に訪れてリンク探したりしなくても済むようになります。

brewfile

homebrew経由でインストールするソフトウェア群を定義するファイル。homebrew版のBundlerと言った方が分かりやすいかもしれないですね。というか、もともとはbrewdlerというものから生まれたもので、いつの間にかhomebrew側に機能が取り込まれたみたいです。

公式サイトからの引用になりますが、brewfileに以下のような記述をした後にbrew bundleとコマンドを実行すると対応したソフトウェアがインストールされます。

tap 'phinze/cask'
install brew-cask

cask install vagrant
cask install virtualbox

ここで注目して欲しいのは、brewfileにはhomebrew-caskのコマンド(cask)も書けるので、dmg形式で配られているソフトウェアとかも一括して管理できるというところですよ。

私が参考にした記事は以下の通り。というかこれらの記事を参考にした方がもっといいと思う。

Boxenは敷居が何となく高いように感じられたので手を出せていなかったのですが、homebrew-caskとbrewfileは今まで使っていたhomebrewの感覚をそのまま延長して使えるので、気軽に導入できました。もしまだこういった開発環境再現系のツールを試していないMacユーザーは試してみると良いかもしれません。

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