概要
KyotoTycoonを使用しているサーバのOSが古くなってしまったので、
新しくしようとしたついでにDocker化しよっかなというのがきっかけです。
Dockerの良い部分の一つとして同一ホスト内で環境を分離できる特性がありますので、それを活かして延命を図ります。
ログをホストに転送したいという希望があったのと、KyotoTycoonがデータとログを同じディレクトリに作成していることもありまして、データはホストのディレクトリを使用するようにしています。
(ご利用の場合は必要に応じてデータコンテナを使用する等してください)
Dockerfile
Alpine Linux3.4ベースで作成しています。
https://github.com/takexi/KyotoTycoon/blob/master/Dockerfile
コンパイルを通すために1行ほどヘッダを弄っている箇所があります。
コンパイル時にwarningが結構でますが、特段問題ないと思われます。
使い方
Ex1:dockerで
docker build -t kyototycoon ./
docker run -v /var/ktserver:/var/ktserver -p 1978:1978 --name kt -d -t kyototycoon
Ex2:docker-composeで
kyototycoonディレクトリを作成して、その中にDockerfileを置いて以下ファイルを作成。
docker-compose.yml
kyototycoon:
container_name: kyototycoon
build: ./kyototycoon/
ports:
- "1978:1978"
volumes:
- /var/ktserver/:/var/ktserver/
tty: true
その後docker-composeを実行。
docker-compose up -d --build