イベントとは
ボタンコンポーネントにはOn Clickのイベントがデフォルトで付いている。
このような「◯◯されたら」というのをイベントと呼ぶ。
このイベントだが、ButtonオブジェクトにはOn Clickイベントしかなく、何かと不便である。
細部にまでこだわったものを作るとなると事足りない。
EventTrrigerとは
この不便さをなくすために、Unityでは自分でイベントを作ることができる機能が備わっている。
それがイベントトリガーコンポーネントである。
Add ComponetでEvent Triggerを選択。
EventTypeの種類とは
イベントタイプ | 内容 |
---|---|
PointerEnter | カーソルが範囲内に入った時 |
PointerExit | カーソルが範囲内から出た時 |
PointerDown | 範囲内でボタンを押す(タップ)した時 |
PointerUp | PointerDown後にボタン(指)を放した時 |
PointerClick | PointerDown後に自身の範囲内でボタン(指)を放した時 |
BeginDrag | ドラッグ開始時に発生する |
Drag | PointerDown後に押しっぱなしのまま移動している時 |
EndDrag | ドラッグ終了時に発生する |
Drop | 他の範囲内でドラッグ状態になったものが範囲内に移動してきた放された時 |
Scroll | カーソル位置が範囲内にある時にマウスホイール動作があった時 |
UpdateSelected | それ自体が選択状態の時、毎フレーム発生する |
Select | マウス、タッチ操作の時はPointerDownと同様 |
Deselect | 範囲外でPointerDown操作があった時 |
Move | カーソルが範囲内にある時に方向キーの入力があった時 |
Submit | 選択状態で決定ボタンの入力があった時 |
Cancel | 選択状態でキャンセルボタンの入力があった時 |
メモ
上記のトリガー発動時に特定のスクリプトを再生させる。などの処理を行うことで細部にまでこだわった演出が可能である。