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この記事は今後更新しません
初稿から時間が経過し、開発環境の構築方法も少し変わってきました。同様の記事については、また機会があれば書いてみようと思いますが、この記事については更新を行いませんので、他の情報をご参照ください。
改版履歴
- 初稿(2014/05/25)
- こんなに多くの方に見ていただくとは思いもしなかったので、2015年5月末現在の内容で書き直しました。(2015/06/04)
- El Capitanについて補足。内容も少々見直しました。(2015/12/31)
- 当記事更新終了の旨、追記しました。(2017/01/27)
El Capitan(OSX 10.11)ご利用の皆さま
El CapitanからRootlessというシステム保護機能が導入されたため、“/usr/local/”ディレクトリがない状態からのHomebrewの導入が少し難しくなっております。詳細は下記ページをご参照ください。
MacをOS X 10.11 El Capitanにアップデートし"/usr/local"ディレクトリを消してしまった場合、Homebrewをどの様にインストールすればよいのか?
Homebrewをインストール
詳しくはHomebrew公式ページをご覧ください。でも、基本的にはターミナルを起動して、下記のコマンドを実行するだけです。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
.bash_profileにパスを追加
export PATH="/usr/local/bin:/usr/local/sbin:/usr/local/git/bin:/usr/local/mysql/bin:/usr/bin:/bin:/usr/sbin:/sbin:/Users/MYNAME/bin:$PATH"
MYNAMEはご自分のユーザー名に変えてください。わかる方はお好みで評価順を変えてください。
Xcode Command Line Toolsのインストール
Xcodeをインストールしていない場合はApp Storeからダウンロードしてください。
$ xcode-select --install
ライセンスへの同意を求められる場合は、CLIでも出来たはずですが、手元にコードがないので、ひとまずGUIのXcode.appを起動してライセンスに同意して、Xcodeを終了させてください。
新しいバージョンのgitをインストール(お好みで)
$ brew install git
(中略)
$ which git
/usr/local/bin/git
nginxのインストール
$ brew install nginx
(中略)
$ which nginx
/usr/local/bin/nginx
なお、上記でインストールされるのは安定版(stable)です。Mainline versionを使いたい場合は、--HEADオプションを付けます。
$ brew install nginx --HEAD
nginxを起動させる
$ ln -sfv /usr/local/opt/nginx/*.plist ~/Library/LaunchAgents
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.nginx.plist
初期状態では8080番ポートをlistenしていますので、http://127.0.0.1:8080/ と適当なブラウザに入力して動作を確認します。デフォルトのドキュメントルートは /usr/local/var/www です。終了する時はlaunchctlでunloadします。
$ launchctl unload ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.nginx.plist
PHPをインストール
事前にtapでリポジトリを増やしておく
$ brew tap homebrew/dupes
$ brew tap homebrew/php
PHPをインストールして、PHP-FPMを起動
$ brew install php56
(中略)
$ cp /usr/local/opt/php56/homebrew.mxcl.php56.plist ~/Library/LaunchAgents/
$ launchctl load -w ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.php56.plist
$ php-fpm -v
終了するときは、上記と同じくlaunchctlでunloadします。
$ launchctl unload ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.php56.plist
PHP 7をインストールしたい場合は、“php56”を“php70”と置き換えます。
MySQLをインストール
$ brew install mysql
$ ln -sfv /usr/local/opt/mysql/*.plist ~/Library/LaunchAgents
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql.plist
mysql_secure_installationを実行
$ mysql_secure_installation
初期状態では、rootユーザーにパスワードが設定されていませんので、パスワードの設定やネットワーク外からのrootアクセス禁止、テストDBとユーザーの削除を行います。
次にすると便利なこと
- Nginxの各種設定
- port80で動かすことも設定次第で出来ます!
- PHP-FPMの設定
- Nginxの設定ファイルにPHP-FPMをlistenするよう書き加えます。