仮想マシンのフロントエンドvagrant。すごく流行っているみたいなのでとりあえず動かしてみた。
結論
めちゃくちゃ楽。特にGUIが要らなければすごく便利。あとはvagrantのレイヤじゃないけど、仮想マシンを使うことでどこまでパフォーマンスが落ちるかが気になるところかな。
環境
ホストマシンOS:Ubuntu 13.10 x86_64
仮想マシンOS:Ubunutu 12.04 x86_64
vagrantのセットアップ
とりあえず試してみるのに必要なパッケージはvirtualboxとvagrantだけ。やってないけど仮想マシンエンジンはVMWareやAmazon EC2でもいけるらしい。
sudo apt-get install virtualbox
sudo apt-get install vagrant
仮想マシンのセットアップ・起動・終了
起動終了にまつわる基本的なコマンドは以下のとおり。
vagrant box add precise64 http://files.vagrantup.com/precise64.box
# 仮想マシンのテンプレート(box)を取得
vagrant init precise64 # boxから仮想マシン作成
vagrant up # 仮想マシン起動
vagrant ssh # 仮想マシンにログイン(exitでログアウト)
vagrant suspend # 仮想マシン一時停止
vagrant resume # 仮想マシン再開
vagrant halt # 仮想マシン停止
vagrant destroy # 仮想マシン削除
共有フォルダ
デフォルトで、vagrant init
したホストマシンのディレクトリと、ゲストマシンのホームディレクトリ(/home/vagrant
)が共有設定されている。とても便利。
カスタマイズした仮想マシンの共有
仮想マシンのカスタマイズができて共有したくなったら、vagrant package
でテンプレート(box)化できる。
できたtemplate.boxをwebサーバとかにあげといて、他の人にvagrant box add
してもらえば環境構築完了。
な、なんて楽なんだ。。。